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 東京都は4月28日より、ゼロエミッションビークル(ZEV:電気自動車[EV]、プラグインハイブリッド車[PHEV]、燃料電池自動車[FCV])の普及促進に向けた、令和5年(2023年)度の車両購入費補助を始動。



 新規に設定する自動車メーカー別の上乗せ補助対象を認定するとともに、補助金額を決定し、公表した。


メーカー別に5~10万円を上乗せ補助



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 今回の上乗せ補助金制度は、東京都内に住所を有する個人もしくは都内に事務所・事業所を有する法人・個人事業主等を助成対象としたもの。



 2022年に都内でZEV乗用車の新車を20台以上、非ガソリン乗用車(ZEV乗用車とハイブリッド車)を300台以上販売した自動車メーカー、輸入事業者の新車が補助対象となる。



 上乗せ補助金額については、ZEV乗用車の割合が5.9%以上、ZEV乗用車とハイブリッド車の割合が37.9%以上、対前年比2倍以上の台数のZEV乗用車を販売していることなどといった条件の達成度に応じて決められる。



 補助対象となるブランドと上乗せ補助金額は以下の表の通り。




ブランド名 上乗せ補助額
トヨタ、レクサス 5万円
日産 10万円
BMW、MINI 5万円
ボルボ 5万円
ホンダ 5万円
マツダ 5万円
三菱 10万円
プジョー、シトロエン、DS、ジープ、
フィアット、アバルト、アルファロメオ
5万円
テスラ 10万円

再生可能エネルギー電力導入でさらに補助金の上乗せも



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 また、再生可能エネルギー電力を導入している場合には、EVでは最高30万円、FCVでは最高25万円、PHEVでは最高15万円が補助額に上乗せされる。



 なお、税抜840万円以上の高額車両においては、上乗せ補助額が2割減額となる。



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