テレビ東京の経済番組『カンブリア宮殿』(毎週木曜23:06~23:55)では、「失敗から新ビジネスを生み出す! 知られざる異色チェーンの舞台裏」を4日に放送する。

  • 『カンブリア宮殿』よりアークランズ社長の坂本晴彦氏 =テレビ東京提供

外食不況を尻目に売り上げを伸ばしている、とんかつ専門店「かつや」。「美味しいのに、安い!」というコンセプトが支持を集め、いまや、全国で500店舗以上を展開している。しかし、そんな「かつや」の親会社は、意外なことに新潟でホームセンター「ムサシ」を展開するアークランズだという。

4日の放送では、「かつや」を生み出したアークランズから社長の坂本晴彦氏が出演。ホームセンター事業では、2020年にホームセンター大手の「ビバホーム」を買収し、業界5位に躍進するなど、外食でも、ホームセンターでも成功するアークランズは、一体どんな会社なのか。売れない時代に売りまくる、一風変わったアークランズの経営戦略について語る。

同社の外食ビジネスの特徴は、「業態を単品に特化させる」ことにあるが、その陰には数え切れない失敗が眠っているという。これまで何十もの業態にチャレンジしてきたが、チェーン店化に成功した業態は、1割にも満たない。しかし、そんな勝率にもかかわらず、同社が次々と新業態を生みだしている背景には、会社を挙げて守り続けてきたある“心得”があるそう。自由な発想でチャレンジを続けるアークランズの強さの秘訣に、MCの村上龍氏と小池栄子が迫る。