大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は25日、中央線の新型車両400系に関して、運行開始日を2023年6月25日に決定したと発表した。運行ダイヤについては、「駅の混雑など安全上の観点から公開しません」とのこと。
中央線の新型車両400系は6両編成で計23編成を導入予定。宇宙船をイメージさせる未来的デザインを採用し、車体前面をガラス張りの展望形状とした外観、ロングシートを中心にクロスシート車両を1編成あたり1両配備し、モダンで快適、パーソナルスペースの確保による安心感も提供する室内などが特徴となる。最新の車両技術も取り入れた車両として中央線に導入され、既存車両の置換えや他路線への転用など進める予定となっている。
同社によれば、新型車両400系は2023年4月の運行開始をめざしてきたが、運行に向けた車両の試験を行う中で、機器の調整に時間を要したことから、6月25日を運行開始日に決めたという。「運行開始をお楽しみにお待ちいただいていた皆様には申し訳ございませんが、何卒、ご理解くださいますようお願いいたします」としている。