GA technologiesが運営するネット不動産投資サービスブランド「RENOSY(リノシー)」は、資産形成と投資に関する調査の結果を4月19日に発表した。

  • 老後とも言える40年後について、いま、思い当たる感情

調査は、Z世代の新社会人(以下「Z世代」)約487人、ミレニアル世代の社会人(以下「ミレニアル世代」)514人、そしてミレニアル世代かつ不動産投資経験者の「ミレニアル世代のRENOSY投資家(以下「RENOSY投資家」)」110人の3グループを対象に実施。期間は、それぞれZ世代が2022年12月31日〜2023年1月3日、ミレニアル世代社会人が2022年12月31日〜2023年1月7日、ミレニアル世代のRENOSY投資家が2月17日〜27日の期間に行われた。

Z世代・ミレニアル世代・RENOSY投資家それぞれへ「老後とも言える40年後について、今どう思うか」を尋ねたところ、Z世代・ミレニアル世代で最も多い回答が「不安・心配」(Z世代:44.4%/ミレニアル世代:48.1%)だった。一方、RENOSY投資家の29.1%が「なんとかなる」と回答している。

  • 「投資」を最初に始めた時期

次に「(投資経験者に対し)投資デビューはいつ頃か」と尋ねたところ、RENOSY投資家は「社会人1〜3年目」(37.3%)が最も多かったのに対して、ミレニアル世代は「社会人4〜8年目」 (47.1%)が最多であり、同じ世代でも分布に違いが見られることが明らかになった。

  • 投資の方法として知っているもの

また、「知っている投資の方法」について尋ねたところ、年齢層の同じミレニアル世代とRENOSY投資家の回答に違いが見られることも分かった。

ミレニアル世代の回答で最も多いのが「NISA/つみたてNISA」(58.9%)で、次いで「国内株」(54.3%)、「外国株」(42.0%)と続いているのに対して、RENOSY投資家の最多回答は約9割が選んだ「不動産」(91.8%)、次いで国内株(89.1%)、投資信託(85.5%)と続いた。

  • Z世代の投資経験・興味関心度合い

「投資経験・興味関心」についてZ世代に対して尋ねたところ、投資を「現在やっている」と答えたのは約2割(21.1%)。投資経験があるまたは興味・関心を持っている割合は「やったことはあるか、現在はやっていない」(9.4%)、「やったことはないが、関心はある」(37.4%)と合わせて67.9%と約7割という結果に。「やったことはなく、関心もない」は、32.0%だった。

  •  利用時間の最も長いメディア

最後に、3グループそれぞれへ「最も利用時間の⻑いメディア」について尋ねたところ、Z世代に最も多かったのが「YouTube」(26.7%)で、次いで「Instagram」(19.3%)、「テレビ」(13.3%)と続いた。また、ミレニアル世代に最も多かったのが「テレビ」(23.9%)で、次いで「YouTube」(20.4%)、「Twitter」(14.4%)という結果に。RENOSY投資家は、「YouTube」(30.9%)、「Twitter」(14.5%)、「テレビ」(12.7%)の順に回答があり、3グループともに、情報収集にはYouTubeやテレビのような流し見可能な動画コンテンツか人気であることが明らかになった。

さらに「資産形成や投資において、情報収集で参考にしている人」を尋ねたところ、YouTuberという回答が多く寄せられ、そのうち、Z世代やミレニアル世代からは資産形成だけでなく、時事ネタなどを取り上げる「教養系YouTuber」を参考にしているという回答も。

一方ミレニアル投資家からは、資産形成のうち、自身のリスク分散や大事にしている資産形成の指針、具体的な資産形成方法なとを扱う「投資系YouTuber」をあげる傾向があった。