カケハシ スカイソリューションズは4月6日、「定年後の仕事とお金に関する調査」の結果を発表した。調査は2月21日~3月1日、定年後の60〜69歳の男女1,100名を対象にインターネットで行われた。

  • 現在の雇用形態と職種の変化

    現在の雇用形態と職種の変化

「定年退職後に仕事をしていますか?」と質問したところ、56%が「働いている」と回答。60~64歳に限定すると78%が働いており、その内、51%が「継続雇用制度」で仕事を続けていることが明らかに。

雇用形態は、60代前半・後半ともに「嘱託・契約社員」(60代前半49%、後半37%)が最多。次いで、60代前半は「正社員」(29%)、「パート・アルバイト」(14%)と続いたのに対し、60代後半では「パート・アルバイト」(29%)、「正社員」(22%)と逆転。

また、定年前からの職種の変化を聞いたところ、「再雇用で定年前と同じ職種」(60代前半58.9%、後半36.5%)がダントツに多かったものの、2番目に多かったのが「再就職・起業で定年前と異なる職種」(同19.9%、26.6%)であり、継続雇用で65歳まで同職種で働き、65歳以降に新たな仕事に就くパターンが多いことがわかった。

  • 世帯の主となる収入源

    世帯の主となる収入源

次に、世帯の主となる収入源を教えてもらったところ、60代前半は「自分の仕事の収入」(65%)、60代後半は「年金」(60%)が最も多く、65歳を機に、生活費の主体が年金に変化していることが明らかに。世帯人数別の収支についても調べたところ、2人以上の世帯では20~30万円、1人世帯では10~20万円が最も多く、回答者自身の月の収入は1人世帯と2人世帯ともに10〜20万円が多い結果となった。

また、「定年退職後の悩みはありますか?」と質問したところ、60代前半は、「生活資金の不安」(212人)に次いで「仕事にやりがいを感じられない」(49人)が上位に。一方、60代後半は、「生活資金の不安」(239人)に次いで「社会との結びつきが希薄になったと感じる」(47人)が状になるなど、年代によって重視することが「仕事」から「社会」へと移行していることがうかがえた。

なお、定年後の不安は「特にない」と回答したのは、60代前半が208人、60代後半は239人だった。