北海道日本ハムファイターズ監督の新庄剛志氏が4日、YouTubeチャンネル『西岡剛チャンネル』に出演。動画「【対談02】西岡剛×新庄剛志『新庄剛志監督の日本ハムファイターズにかける思い/MLBを経験した2人が得た思考とは』」内で、選手指導の難しさについて語った。
九州アジアリーグ・北九州下関フェニックスで選手兼任監督を務める西岡氏が選手指導の難しさについて言及すると、新庄氏もそれに同意しつつ、「一番思うのは外野守備」と吐露。「“なんでそこをこのスタートを切って、この捕り方で、こういう風に投げれないの?”って」「俺はできてたから。できてた人間ができていない人間に教える難しさ。むちゃくちゃ難しい」と、守備の名手として知られた新庄氏だからこそ、もどかしい気持ちがあるようだ。
また、自身は打球が飛ぶ前から10~20もの想定を脳内でしていたという新庄氏。「(自分は)“試合が始まって27個のアウトをすべて俺が取りたい”って気持ちで守ってたんだけど、今の選手はピンチの場面で“飛んでくるな”が多いね」「“飛んできて、それをさばいてアウトにしたら、ヒーローになれるんじゃね?”って選手は少ないと思うね」と持論を述べていた。