三菱自動車工業が5月25日に発売する新型軽自動車「デリカミニ」は、外観を変えたり追加パーツを取り付けたりしてカスタムするのが楽しそうなクルマだ。ディーラーオプションも豊富で、使えばかなり印象を変えられる。撮影会で公式のコーディネートを見てきたので、ご紹介したい。

  • 三菱自動車の「デリカミニ」

    「デリカミニ」はオプション、カスタムで遊べる1台?

遊び心満載のオプションが豊富

デリカミニは三菱自動車の「デリカ」ファミリーに加わる軽自動車の新顔。「親デリカ」ことミニバンの「デリカ D:5」と同様、「子デリカ」ことデリカミニもカスタムのしがいがありそうなクルマだ。

  • 三菱自動車の「デリカミニ」
  • 三菱自動車の「デリカミニ」
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  • まずは普通の「デリカミニ」を写真で確認。「T Premium」というグレードでボディカラーは「アッシュグリーンメタリック×ブラックマイカ」

デリカミニで三菱自動車は、ディーラーオプションのデカールや追加パーツを組み合わせたコーディネートとして「アクティブトーンスタイル」と「ワイルドアドベンチャースタイル」の2タイプを提案している。各スタイルを写真でじっくり見ていきたい。まずは「アクティブトーンスタイル」だ。

  • 三菱自動車の「デリカミニ」

    こちらは「ホワイトパール×ブラックマイカ」のボディカラーに「アクティブトーンスタイル」のオプションを装着した「デリカミニ」。オプションの中身は「エクステリアパッケージA」「エンブレムセットA」「サイドデカール」「オマージュデカール」「マッドフラップ(ブラック)」で総額21.527万円

  • 三菱自動車の「デリカミニ」
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  • フロントグリルガーニッシュなどにグロスブラックを使うのが「アクティブトーンスタイル」の特徴。「DELICA」の文字は白になっている

  • 三菱自動車の「デリカミニ」
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  • ボディサイドのデカール。「DEL-C32A」の文字は型式番号か何かかと思ったら、「32」を「ミニ」と読ませることで「デリカミニ」という車名を表しているそうだ。ボディカラーが白以外ならもっと目立つに違いない

  • 三菱自動車の「デリカミニ」

    黒のマッドフラップを装着。親デリカでも装着している人をよく見かけるアイテムだ

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    「サンシャインオレンジメタリック×ブラックマイカ」のボディカラーに「アクティブトーンスタイル」を装着した「デリカミニ」。白のオプションが映えてカッコいい

次に「ワイルドアドベンチャースタイル」を見ていこう。

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    こちらは「ライトニングブルーマイカ×ブラックマイカ」のボディカラーに「ワイルドアドベンチャースタイル」のオプションを装着した「デリカミニ」。フロントグリルガーニッシュなどはシルバー、「DELICA」のロゴはブラックになっている。オプションの内容は「エクステリアパッケージB」「エンブレムセットB」「デカールパッケージ」「タフネスパッケージA」「オマージュデカール」「ベースキャリア」「ルーフレールアタッチメント」で総額35.112万円

  • 三菱自動車の「デリカミニ」
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  • カタカナの車名をボディに飾って似合うクルマはスズキ「ジムニー」くらいしか知らなかったのだが、「デリカミニ」も様になっている。かわいい

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    マッドフラップはレッド。いいアクセントになっている

  • 三菱自動車の「デリカミニ」

    ルーフラックが似合う。できれば付けたい

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    アウトドア、キャンプに出掛けるのにもってこいの1台だ

デリカミニのコンセプトは「デイリーアドベンチャー」。週末のお出かけはもちろん、日常づかいでも冒険心がくすぐられるようなデザインになっている。オプションでアウトドア色を加味すれば、その個性はさらに強まる。

開発陣によると、豊富なオプションの中でも「マッドフラップ」は「かなりハードルが高かった」とのこと。ミニバンのデリカでも装着率の高いアイテムで、ぜひデリカミニにも付けたいとの話になったそうだが、軽自動車だとマッドフラップとタイヤの距離がどうしても近くなってしまう。そこにクリアランスを確保できないと、走行中に巻き込んでしまうかもしれないので危険だ。なので、デリカミニのマッドフラップはリアに取り付け用の穴をあけて装着するそうだ。

親デリカこと「デリカ D:5」は熱量の高いファンを持つ三菱自動車の人気ミニバンだが、一方で「本格的すぎる」とか「あこがれはあるけど手が届かない」といった意見もあるという。そこに、手の届きやすい存在として登場するのがデリカミニだ。親デリカ同様、カスタムやオプションで持ち主が個性を表現したり、遊び心を発揮したりできる余地が大きいクルマになっているようなので、こちらにも熱烈なファンがつくかもしれない。