ソフトブレーン・サービスは4月7日、「上司部下の溝に関する実態調査」の結果を発表した。調査期間は3月20日〜21日、有効回答は営業部長・課長(緩和で係長・課長補佐相当)110人と営業を行うZ世代一般社員107人。

  • (上司に対して)あなたは、どのような上司でありたいと思いますか。/(部下に対して)あなたは、どのような上司と働きたいと思いますか。

上司に対し、どのような上司でありたいと思うか尋ねると、1位「部下の話に耳を傾ける」(67.3%)、2位「言動に矛盾がない」(59.1%)、3位「適切にサポートできる」(54.5%)との順に。一方、部下にどのような上司と働きたいと思うか聞くと、1位「部下の話に耳を傾ける」(67.3%)、2位「感情的にならない」「適切にサポートできる」(各52.3%)となった。

上司が部下に対して抱いている不満は、1位「指示をうまくくみ取れない」(34.5%)、2位「気分で態度が変わる」(27.3%)、3位「周りの意見を聞き入れない」(24.5%)。他方、部下が上司に対して抱いている不満は、1位「気分で態度が変わる」(32.7%)、2位「指示が一貫しない・分かりにくい」(28.0%)、3位「人によって態度が変わる」(24.3%)と続いた。

  • あなたは、上司・部下に対してどのような不満がありますか。

褒めることと叱ること、どちらがより育成につながると思うか問うと、上司は「褒めること」が27.3%、「どちらかと言うと褒めること」が49.1%との結果に。それに対し、部下は「褒めること」が39.3%、「どちらかと言うと褒めること」が46.7%となり、上司の76.4%、部下の86.0%が叱ることより褒めることが重要と考えていることが分かった。

  • あなたは、褒めることと叱ること、どちらがより育成につながると思いますか。