俳優の松下洸平と丸山智己が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子(かみづるりょうこ)の解明~』(17日スタート毎週月曜22:00~※初回15分拡大)の撮影現場でバースデーサプライズの祝福を受けた。

  • 松下洸平(中央)=カンテレ提供

明晰な頭脳とずば抜けた行動力、そして時に大胆な変装さえも武器にする元弁護士の女探偵・上水流涼子(天海祐希)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(松下)とタッグを組み、さまざまな依頼を超大胆な方法で解決していく痛快エンターテインメント。

3月6日に松下、3月27日に丸山が誕生日を迎え、行われたバースデーサプライズ。撮影の合間、突如スタッフから声がかかり、共演するキャスト陣、スタッフから大きな拍手が送られた。突然のサプライズに驚きながらも、松下は「めちゃくちゃぜいたくな36歳の幕開けになりました」、丸山は「まさか祝ってもらえるとは……ますます気合い入りました」と笑顔でコメント。それぞれ華やかなロケ場所で記念写真が撮影されたが、何話のどのシーンなのか。

第1話は高嶋政伸が、“敵役”のメインゲストとして出演する。高嶋が演じるのは、悪評が数多く立っている不動産ブローカーの神崎恭一郎。妻と一人息子と暮らす神崎は、秘書の橘亜里沙をはじめ、複数の愛人を囲う生粋の遊び人。そしてお金のためなら人を人とも思わないような“あり得ない”人物だ。高嶋のコメントは以下の通り。

■高嶋政伸

僕が演じる神崎は、金の為なら人もあやめ、家族をも自分の所有物としか見ない、正真正銘の悪党です。しかし、役者としては、神崎は演じ甲斐があって楽しいです。特に、涼子と貴山とのラストシーンは、手ごたえを感じました。

天海祐希さんは、ご一緒させて頂く度に闘う俳優さんだな、と思います。闘う相手は自分自身。そのお姿は頼もしく、自分もこうありたいと思います。涼子は、社会からドロップアウトした人物に見えますが、パワフルで、勝ち負けで言うところの勝ち組の中に潜む悪党を、手段を選ばず叩きのめす。その姿は痛快そのもの。その力強さは、自分と闘い続ける天海祐希さんだからこそ表現できるんだと、惚れぼれしております。

松下洸平さんとは、今回初めて共演させて頂きましたが、とても強いものを感じました。深い優しさ、そして刃物のような鋭さを自然に表現されていて驚きました。また、ご一緒したいと思いました。