ドーム型の天井、重厚感ある階段、装飾…まるで教会のようなこの建築物、いったいココはどこ?階段の向こう側には何があるの?

世界で最も美しい駅。行ってみたらガチで世界一美しかった。

  • (Twitter こくれん夫婦の休暇@un_couple0804より引用)

ここはベルギーのアントワープ中央駅。そう、教会ではなく、駅なんです。アントワープ中央駅はブルージュ出身の建築家、ルイ・デル・センセリー によって1895年から10年かけ改築され、1905年に竣工した世界的にも有名な駅です。

そのルックスから鉄道大聖堂とも呼ばれていて、世界で最も美しい駅の一つに数えられています。駅舎は地下・地上2階の4階建構造になっていて、写真はドームの内側のホール、日本式に言うと待ち合わせ広場といったところでしょうか。

チケットセンターや窓口もここにあります。こくれん夫婦の休暇さんですが、まさに休暇を使ってアントワープ中央駅へ。その見事な写真の投稿にフォロワーからも驚きと賞賛の声が数多く寄せられました。

「これが駅ですか! 」「高級ホテルかと思いました」「不思議な雰囲気があってガチで美しい」「大迫力の駅ですね 行きたい所リスト追加しておきます」「映画のワンシーンのようです」「きっとあの時計の裏に違う世界がある」などなど。投稿者であるこくれん夫婦の休暇 さんにお話を伺いました。

■投稿者に聞く

……なぜベルギーを訪れることになったのでしょうか。この駅に至る経緯を教えてください。

ベルギーで年末の休暇を夫婦で過ごしました。ブリュッセルを拠点に1路線で繋がる電車で移動できるヘントやブルージュを回る予定をしていたのですが、やはりこちらの駅に行ってみたかったことと街並みも素敵そうだったので別の路線にはなりますがアントワープにも足を伸ばしてみることにしました。

……この駅舎に入ってみた感想は?

別名「鉄道の大聖堂」と呼ばれているのも納得の荘厳な空間に圧倒されました。繊細で重厚感のあるデザインを隅々まで楽しむことができてやはり来てよかったなと感じました。

……リプライにもありましたが時計の向こう側はどうなっているのでしょうか。

写真に写っているのはチケット売り場のある大きな広場で、この向こう側には同様のドーム型の屋根が覆う4階層のプラットフォームがあります。プラットフォーム側からの景色も息を呑む美しさでした。

……今回の体験を通じて想うことは?

入ってくる光や時間帯によって変わる表情を見てヨーロッパの駅巡りに俄然興味を抱きました。また、世界で最も美しい駅にも選出されているアントワープ中央駅ですが、他にも日本を含む各国を代表する駅が選出されているそうなので、そちらにもいつか訪れてみたいと思えるようになりました。

▼世界で最も美しい駅。行ってみたらガチで世界一美しかった。