Mazeru Shareは3月24日、「ビジネスシーンにおけるメンズメイクに関する意識・実態調査」の結果を発表した。調査は2月22日~23日、18〜59歳の有識男性600名(18~29歳300名、40~59歳300名)を対象にインターネットで行われた。

  • 『肌・輪郭メイク』の「あり」「なし」

    『肌・輪郭メイク』の「あり」「なし」

調査によると、ビジネスシーンにおけるメンズメイクについて「肯定的」な考えを示した割合は、上司世代(40〜59歳)が47.0%、部下世代(18~29歳)では61.7%という結果に。

メイクの部位別に「あり」か「なし」かを聞くと、『肌・輪郭』などを“隠す”メイクは両世代で「あり」率が高く、特に、「ファンデーション」(上司55.0%、部下63.0%)は両世代ともに全メイクの中で2番目に、「コンシーラー」(同64.0%、64.7%)は全メイクの中で最も高かった。

  • 『アイメイク』の「あり」「なし」

    『アイメイク』の「あり」「なし」

『アイメイク』に関しては、「アイシャドウ」は、上司世代の「あり」率が29.3%と、最も「なし」だと思われているメイクであることが判明。今回の調査の中で唯一3割を下回った。一方、部下世代の「あり」率は45.3%。しかしながら、こちらも部下世代で最も低い数値となり、ビジネスシーンにおいて「アイシャドウ」をするハードルの高さがうかがえる結果に。

また『眉メイク』については、眉を薄く書き足す「アイブロウ」(上司40.7%、部下49.0%)と、髪の色などに合わせて眉に色をつける「アイブロウカラー」(同41.3%、49.7%)は、「あり」率がほぼ同じだった。

  • 『口元メイク』の「あり」「なし」

    『口元メイク』の「あり」「なし」

『口元メイク』では、「色付きリップ」は、上司世代(41.3%)と部下世代(46.0%)での「あり」率の差が4.7pt差と、全メイクの中で最も世代間の差が小さい結果に。一方で「ティント・グロス」は、上司世代(32.0%)と部下世代(47.7%)で、15.7ptもの差が見られた。

『ネイル』に関しては、「ネイルケア」は、上司世代(47.3%)と部下世代(53.3%)の意見差が小さく、上司世代では「コンシーラー」「ファンデーション」に次ぐ「あり」率の高さに。一方で「カラーネイル・アートネイル」の「あり」率は上司世代が31.7%、部下世代が49.3%と、全メイクの中で最大の差(17.6pt差)に。上司世代の「あり」率は「アイシャドウ」に次いで低いことからも、ビジネスシーンにおいては特に注意が必要なメンズメイクであることがわかった。