魚介類に潜む寄生虫「アニサキス」。知らずに食べてしまうと、お腹に激痛が走ることも。それでも、新鮮で美味しいカツオやサンマ、食べたいですよね。

そこで今回は、厚生労働省が食品安全対策を中心に情報発信する公式アカウント・厚生労働省食品安全情報(@Shokuhin_ANZEN)の投稿から、「アニサキス」対策を紹介します。

【酢や塩での調理でアニサキスは死滅しません!】 #アニサキス は魚介類の寄生虫です。食酢、塩漬け、醤油、わさびでは死滅しないので、 刺身やしめ鯖などの調理の際も目視確認が重要です。 さらに、冷凍・加熱が有効です。
(@Shokuhin_ANZENより引用)

サンマのアニサキスを入念にチェックしているのはニャンと、可愛らしい猫ちゃんではないですか!! アニサキスの注意喚起にお魚好きの猫ちゃんを起用するとは、厚労省さん、やりますねぇ(笑)。最後の「猫パンチや猫キックではアニサキスは倒せません」という注意書きが、秀逸です!

この投稿に、「うううう……猫につられてしまった………」「猫ちゃん使ってくるのずるいよ笑」「猫を出して!!!!!有効だとでも!!!!!!仰る通りです!!!!!!!めっちゃ見てます!!!!!めっちゃ印象に残ります!!!!」「アニサキスより、猫に目が行くよ!!(おかげで5回以上は見ちゃったよねw)」「猫じゃなかったら見逃してたね」「猫の力を全力で借りてる啓発活動、嫌いじゃない」「まんまと手のひらで踊らされてしまい、アニサキスについて学んでしまいました」「素晴らしい遊び心」「かわいいやんけ」などなど、厚労省さんの思惑通り、期せずしてアニサキス対策について学んでしまったTwitter民から多くの反応が寄せられていました。


厚生労働省食品安全情報によると、基本のアニサキス対策は、「鮮度を徹底」「目視で確認」「冷凍/加熱が有効」の3つ。

まずは、新鮮な食材を提供・選択することが大事。そして、白くて細長くてニョロニョロしたアニサキスが食材に付いていないかを目でチェック! さらに、加熱して食べるのが最も安全ですが、生で食べる場合には一度がっちり冷凍するのが有効とのこと。

正しい知識を身につけて、お寿司もお刺身も美味しくいただきたいですね。