女優の志田未来が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『勝利の法廷式』(4月13日スタート 毎週木曜23:59~)の新たなキャストが23日に発表された。

  • 上段左から遊井亮子、升毅、市川知宏、入来茉里、北乃きい、カトウシンスケ=読売テレビ提供

ドラマオリジナルの今作は、親友を冤罪で殺人犯にしてしまい法廷を去った女性弁護士・神楽蘭(志田)が、謎の脚本家(風間俊介)の力を借りて現代社会の闇を暴く劇場型リーガルミステリー。HiHi Jets/ジャニーズJr.の高橋優斗が大手弁護士事務所「流川綜合法律事務所」所長・流川大治郎の息子で蘭を尊敬する新人弁護士の流川蒼を演じることも先日発表された。

このたび出演が決定したのは、蒼の父親で大手法律事務所の所長を務める流川大治郎役の升毅、夫を殺した罪で刑務所にいる蘭の親友・早乙女花役の北乃きい、蘭の元先輩で、大治郎の事務所のエース弁護士・藤堂亜蘭役の遊井亮子、黒澤の自宅に出入りしている謎の男・椿九重役の市川知宏、黒澤の過去と関わりを持つ女性・黛十和役の入来茉里、花の夫で殺人事件の被害者でもある早乙女蓮役のカトウシンスケ。蘭と黒澤が抱える謎にどう関わっていくのか。

コメントは以下の通り。

■升毅

――今回の作品と自身の役どころの印象について。

仕事と父親。言葉にするとシンプルですが、実際に自分の仕事と子供との関係を体験してきた身としては、思い出し身悶えをしています。ふんわり観ていると、不意打ちやら闇討ちやらに翻弄されるであろう。そんな印象のドラマです。

――本作への意気込み。

今までに無かった設定に震えました(笑)。もちろん面白いという意味で! 法廷劇だけに留まらずサイドストーリー(どっちがサイドか?)が興味深過ぎて、台本読んでいてワクワクドキドキが止まらない。次をっ! 次を読みたいっ!! そして謎の真相は? いやぁ〜たまらなく、身悶えする内容と己の役にのめり込んでいます!

■北乃きい

――今回の作品と自身の役どころの印象について。

私が演じさせていただく早乙女花は一児の母で、元子役、親友の蘭以外には自分の意見をはっきりと言うことが苦手で、気持ちを打ち明けることができない性格の女性です。事件に巻き込まれ、蘭が担当弁護士として法廷に立つも敗訴。どうやって冤罪を晴らしていくのか、私自身もとても気になっています。

――本作への意気込み。

こういった役柄を演じさせて頂くのは初めてで、衣装合わせの段階から初めて着る衣装にドキドキ胸を躍らせていました。元子役という設定も面白いと思いましたし、弁護士が最強の台本を演じて全てをひっくり返すという、今までになかったすごく斬新で面白い作品だなと思いました。完全オリジナルの劇場型リーガルミステリー、是非楽しんでご覧ください!!!

■遊井亮子

――今回の作品と自身の役どころの印象について。

藤堂亜蘭。クールでプライド高い弁護士。好きです。勝つためには手段を選ばない。負けを負けと認めたくなく、前を見続ける強い女性。格好良く、しなやかに演じたいと思います!

――本作への意気込み。

弁護士ではなく、謎の天才脚本家が書いた台本通りに法廷が進む。敵対する弁護士役の私としては、腹立たしいことこの上ないですが、構成・ストーリー共にとても面白く、皆様にお届け出来る日を楽しみにしております。

■市川知宏

――今回の作品と自身の役どころの印象について。

今回の台本を読んだ時に、一つの事件を多角的に見る大切さを強く感じました。事件の奥に潜む真相を知る事で、背景にはそんな人間ドラマがあったのか……と、ハッとさせられる瞬間が多い作品だと思います。僕が演じさせて頂く椿九重は、過去に起きたとある事件に関係する一人です。九重は地道に足で情報を稼ぐ愚直さもありつつ、神出鬼没で腹の内が見えない怪しさもある二面性が魅力的な人物です。

――本作への意気込み。

今回の作品では、各登場人物たちが現代の日本で起きている様々な社会問題に巻き込まれながらも、ひたむきに事件と向き合っていきます。事件に関わる人々の想いや苦悩、そして未来に向けて歩き出す姿を通して、視聴者の皆様に勇気や希望を与えられるよう、真摯に演じたいと思います。九重が事件にどのように関わっているのか、そして事件の真相や真犯人に辿り着く事が出来るのか、是非注目してご覧頂きたいです。

■入来茉里

――今回の作品と自身の役どころの印象について。

今までにない設定や展開が多く、そして私の役も謎しかない役どころ……ミステリーファンとしてワクワクしたのが最初の印象です。よく結婚式などで「永遠(とわ)に」という言葉を使うけれど、私の役の名前も十和(とわ)。十和がどんな人生を歩んでいるのか、もしくは歩んだのか、お楽しみください。

――本作への意気込み。

この先、事件の真相がどう明かされていくのか、台本を読むのをとても楽しみにしているところです。黒澤の謎に関わっている人物なので、大切に、演じさせて頂きたいと思います。

■カトウシンスケ

――今回の作品と自身の役どころの印象について。

今現在、巻き起こっている社会問題や理不尽と闘う弱き人々の姿が心に焼きつきました。文字通り「法廷が舞台と化す」ドラマですが、僕たちが生きるこの社会がその舞台を面白くしているのだと、この作品や登場人物たちに出会って改めて思いました。大変なことも多いけれど、良くも悪くも、人間たちがうごめくこの世界を面白いと肯定したい。そんな願いのようなものを感じました。スリリングな展開の中で、もがき生きようとする登場人物たちの未来に幸あれと願わずにはいられませんでした。その中で早乙女蓮は、台本に書いてある文字の節々から彼の強い意志を感じました。彼が何を抱えていたのか……謎ばかりなので、物語が進むにつれ見えてくるであろう彼の抱えている事が何なのか、視聴者の皆さんと一緒に楽しみたいと思います。

――本作への意気込み。

久しぶりの宝来監督との現場、楽しみ切りたいと思います。物語の中で人間たちの息遣いをビビットに抽出する宝来監督の眼差し、人物たちの体温をしっかりと画面に映す演出の中で、早乙女蓮という人間の奥底を一緒に探究し、皆さんに極上のドラマをお届けできたらな、と思います! 理不尽なことも悔しいことも不公平に感じることも、生きていて色んなことがありますが、全部背負って、重くてしんどくてもそれでも足を前に、大きく前に一歩出して、えいやっと前に向かって、明るい未来と信じて進みたいと思います。よろしくお願い致します!