相模鉄道は22日、同社キャラクター「そうにゃん」をラッピングした「十代目そうにゃんトレイン」を3月27日から運行開始すると発表した。相鉄本線(横浜~海老名間)・いずみ野線(二俣川~湘南台間)にて、2024年3月下旬まで運行を予定している。

  • 「十代目そうにゃんトレイン」横浜方面(イメージ)

  • 車両側面ラッピングのひとつ(イメージ)

「そうにゃんトレイン」は2014年に初めて運行開始し、今年で記念すべき10年目を迎える。毎年、デザインを変えてラッピングしており、節目となる「十代目そうにゃんトレイン」では、歴代のラッピングデザインを車内の壁に施す。1号車に初代、2号車に二代目と、9号車まで順に当時の「そうにゃんトレイン」のデザインを見られる。

10号車には、10年目を祝う「そうにゃん」が登場し、うれしそうな様子など楽しめる。車両の前面(横浜方面・海老名方面の先頭車両)・側面などにも10年目を記念したラッピングが施される。

  • 車内にラッピングする「そうにゃん」(イメージ)

  • (画像左から)初代つり革、ゴールドつり革、しっぽ柄つり革

  • 現在の座席シートデザイン

  • 新しい座席シートデザイン(イメージ)

「九代目そうにゃんトレイン」に設置している「そうにゃんつり革」は「十代目そうにゃんトレイン」でも使用。過去に設置していた吊り革も設置される。本数に関して、これまで1両につき2カ所だったが、「十代目そうにゃんトレイン」では1両につき3カ所に増やし、1編成につき計30本として「そうにゃんつり革」を発見できる機会を増やす。「七代目そうにゃんトレイン」から設置している「そうにゃん柄の座席シート」は、運行開始後から順次、歴代「そうにゃんトレイン」のラッピングで使用したデザインに変更する。

なお、相鉄新横浜線(新横浜~羽沢横浜国大~西谷間)をはじめ、JR線・東急線などの相互直通運転区間で「十代目そうにゃんトレイン」の運転は設定されていない。