JR西日本は20日、湖西線マキノ~近江塩津間、山陰本線(嵯峨野線)嵯峨嵐山~馬堀間、阪和線山中渓~紀伊間のトンネル区間において、携帯電話通信サービスの提供を順次開始すると発表した。

  • 3月16日以降、携帯電話通信サービスの提供を開始する区間

同社は各携帯電話サービス提供事業者(NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク)とさらなるサービス充実をめざし、2016年12月に山陽新幹線の全区間で携帯電話通信サービスを開始。在来線区間についても、2015年7月にJR東西線京橋~尼崎間と関西本線(大和路線)今宮~JR難波間、2017年12月までに東海道本線(琵琶湖線)大津~京都間 、2018年3月までに福知山線(JR宝塚線)宝塚~三田間、2022年3月までに湖西線山科~大津京間・北小松~近江高島間で携帯電話通信サービスを開始している。

湖西線マキノ~近江塩津間と山陰本線(嵯峨野線)嵯峨嵐山~馬堀間は3月16日始発からサービス開始(NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク)。阪和線山中渓~紀伊間も3月16日始発からKDDIとソフトバンクによるサービスを開始し、5月下旬にNTTドコモのサービス開始を予定している。

なお、車内ではこれまで通り、マナーモードに設定の上、通話は控え、混雑時の優先座席付近で電源を切るよう協力を呼びかけている。