SixTONESのジェシーが主演を務めるブロードウェイミュージカル『ビートルジュース』が、8月4日から東京・新橋演舞場で上演されることが20日、わかった。
日本初上演となる同作は、『チャーリーとチョコレート工場』や『スウィーニー・トッド』などで知られるティム・バートン監督の同名映画を原作としたミュージカル作品。2019年春にアメリカ・ブロードウェイで初めて上演され、同年のトニー賞で作品賞・脚本賞・音楽賞をはじめ8部門にノミネートされるなど大きな話題を集めた。また、2021年には韓国でも上演され、昨年からは北米ツアーもスタートしている。
日本版の主演を務めるのは、ミュージカル初主演となるジェシー。舞台『少年たち』シリーズでは抜群の歌唱力を披露し、ドラマ・映画でも演技力を遺憾なく発揮しているジェシーが、主人公・ビートルジュースを演じる。共演には、勝地涼、愛加あゆ、清水美依紗、吉野圭吾、瀬奈じゅんらが顔をそろえ、演出は福田雄一氏が手掛ける。
不慮の事故で命を落とし幽霊となったアダム(勝地)とバーバラ(愛加)夫婦は、死後彼らの家に引っ越してきたチャールズ(吉野)と後妻のデリア(瀬奈)、娘のリディア(清水)を追い出すべく、死後の世界の厄介者であるバイオエクソシストのビートルジュース(ジェシー)の力を借りることに。ビートルジュースの荒唐無稽なアドバイスを元にアダムとバーバラは住人らを脅かすものの、幽霊が見えるリディアが、亡き母への思いと両親への反抗心でアダム夫婦に協力を申し出る。リディアはこの家の幽霊の存在を両親に伝えて家を手放すように説得するが、逆にチャールズは降霊術でアダムらを呼び覚まそうとしてしまう。このままでは朽ち果ててしまうアダムとバーバラを助けるため、リディアはビートルジュースに協力を求めるが、現世への生き返りを企むビートルジュースは次第に暴走を始める。
8月4日から27日に新橋演舞場で行われる東京公演を皮切りに、9月2日から8日に愛知・御園座、9月13日から27日には、大阪松竹座でも上演される。
コメントは以下の通り。
■ジェシー
本格的なミュージカル出演は初めてなので、話を頂いた時は緊張しました。福田雄一さんの作品にはいつか出てみたいと思っていましたが、まさか初めての作品がミュージカルとは! ビートルジュースは個性的な役柄ですし、ロック調の歌が特徴的なので、お客さんを引き込めるように福田さんとも相談しながら稽古していきたいです。笑いすぎて涙が出るくらい面白い作品をキャスト・スタッフの皆さんと作り上げていきたいですし、稽古が今からとても楽しみです。お客さんにも是非楽しみにしていてもらいたいですね!
■福田雄一氏
ブロードウェイでは、一度クローズするも、多くのファンたちの後押しで、再び幕を開けてロングランしていたと聞いています。かなりの人気作なんだと思います。実際、噂に違わぬ面白さです! 日本のキャスティングもまさに理想的な顔ぶれが揃いました! 中でも楽しみなのは初ミュージカル主演となるジェシー君! テレビなどで観る彼のエンターテイナーぶりはまさにビートルジュースの主役のそれです! 今から稽古が楽しみで仕方ありません!