女優の夏子が主演するフジテレビのドラマ『アイゾウ 警視庁・心理分析捜査班』(27日・28日24:25~ ※関東ローカル)に、鈴木浩介、田中道子、駒木根葵汰、加藤小夏、小沢真珠、芳本美代子がゲスト出演する。

  • (上段左から)鈴木浩介、田中道子、駒木根葵汰 (下段左から)加藤小夏、小沢真珠、芳本美代子=フジテレビ提供

実際に起きた衝撃の“男女愛憎劇をめぐるミステリー事件”を、「もし、今の日本で起きたら?」という視点でドラマ化する同作。夏子が、男女の愛憎事件を専門に扱う「警視庁心理分析捜査班」通称“アイゾウ課”に所属する、たったひとりの刑事・安座間霧子を演じる。

鈴木、田中、駒木根が出演する27日放送「殺しのピエロ」のモチーフは、1990年にアメリカ・フロリダ州で起きた“マーリーン・ウォーレン殺人事件”。。10年前、宇井真理子が息子・宇井啓馬の目の前で殺害される事件が発生。「ピエロがお母さんを殺した」と啓馬が証言したが、捜査は難航して未解決事件となっていた。ところが、突如「私が犯人です」と男が出頭してくる。当時捜査を担当していた久世は安座間と捜査一課の新米刑事・多賀谷湧(駒木根)と共に再捜査に乗り出す。男の取り調べをするものの、腑に落ちない久世は「俺がずっと疑っているのは1人しかいない」と言い、真理子の夫で啓馬の父・宇井弘樹(鈴木)に会いにいくことに。弘樹は5年前に再婚した妻・宇井美和(田中)とカフェを経営し、平凡な日常を取り戻しているように思えた。そんな弘樹の様子に、久世は「10年たって、ますます疑惑が増したように思える」と疑いの目を向けるが弘樹には鉄壁のアリバイが…。果たしてピエロの正体は。

加藤、小沢、芳本が出演する28日放送「奇跡の親子」のモチーフは、2015年にアメリカ・ミズーリ州で起きた“ディーディー・ブランチャード殺人事件”。小寺翔子(加藤)の母・小寺知世(芳本)が自宅で遺体となって発見された。筋ジストロフィーという病を抱え車椅子生活で知的障害もある娘・翔子を必死に支えてきた知世に何が…。病にも負けず前向きに生きぬき、洪水被害からも生還した2人は “奇跡の親子”として有名に。知世のSNSに「クソ女は死んだ」という書き込みがあり、警察はある男の行方を追う。一方、安座間らは翔子に話を聞くため障害者支援施設・恩光園を訪れる。知的障害と運動障害を抱える翔子は母の死を知らされておらず、証言を得ることが難しい。代わりに、施設長の芦野ふみ(小沢)に話を聞くが…。

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