リブセンスは3月15日、転職ドラフトが実施した「ITエンジニアの働き方」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2022年12月19日〜20日、ITエンジニアおよびITエンジニアの採用を担当する人事担当者500人(ITエンジニア400人・人事担当者100人)を対象に行われたもの。

  • ITエンジニアの出社頻度 理想と現実

まず、ITエンジニアにとってのリモートワークの重要度について聞いたところ、「重要」「やや重要」と回答した方は72.3%となった。重要派の回答率を性別・既婚未婚別で見ると、未婚男性は71.1%、 既婚男性は72.8%、未婚女性は79.5%、既婚女性は65.5%となっている。

同居する子どもの有無別でオフィス出社頻度の希望を見てみると、子どもがいる人は「週2日程度」(21.8%)が最も多く、次いで「週1日」(20.4%)、「週3〜4日」(19.7%)が続いた。子どもがいない人では「週1日程度」「フルリモート」が同率で23.0%で最多に。以下「週5日以上」(13.1%)が続いている。

リモートワークを「推奨している」企業に勤務している人に最も実態に近い現在のリモートワークの勤務形態を尋ねると、「出社の必要性があるときは出社するが、基本的にはリモートワークで仕事をしている(遠隔地勤務までは認められていない)」が40.5%、「遠隔地勤務が許容されており、出社の場合は交通費が支給されるなど、基本的には完全リモートワークで仕事をしている」が21.9%、「出社をするか、自宅で仕事をするかは、本人に任せられている」が10.2%との結果となった。

ITエンジニアに理想のオフィス出社頻度を聞いてみると、1位「週2日程度」(20.0%)、2位「フルリモート」(19.8%)、3位「週1日程度」(17.5%)となった、一方で、現在のオフィスへの出社頻度は、1位「週5日」(28.3%)、2位「週の3〜4日程度」(18.3%)、3位「フルリモート」(16.3%)との結果に。週5日のフルオフィス出社が最多であり、週3日以上出社している割合は46.6%であった。

ITエンジニアのうち「フルリモート(原則在宅勤務)」を理想としている人に理由を尋ねると、「出社するメリットが感じられないから」が59.5%で最多となり、次いで「オフィスへの移動時間の負担を減らしたいから」が58.2%、「リモートワークに慣れたから」が40.5%で続いた。

  • 「フルリモート(原則在宅勤務)」を理想とする理由

現在リモートワークを推奨していない企業が今後推奨する予定があるかついては45.7%が「いいえ」と回答。また、27.9%が「検討中だと思う」、24.8%が「分からない」、1.5%が「予定がある」と答えている。

リモートワークを推奨しない理由は、「コミュニケーションが希薄になるから」が31.0%で最多となり、次いで「出社が必要な業種だから」「非効率的だと考えるから」が各27.9%、「就業環境の整備や業務時間のコントロールが難しいから」が26.4%で続いた。

人事担当者がITエンジニアの採用で最も重視していることは、「コミュニケーション文化のアップデート・風土づくり」(35.0%)、「ワークスタイルの魅力」(34.0%)、「企業の規模・安定性・成長性」(33.0%)が上位となっている。

  • ITエンジニアの採用強化において人事担当者が重視すること

ITエンジニアが転職検討時に重視していることは、「給与・待遇」が64.8%で最多となった。次いで「ワークスタイルの魅力」が38.5%、「社員の人柄・雰囲気・文化」が38.5%で続いている。

  • ITエンジニアが転職検討時に重視すること

ITエンジニアが転職で苦労している事として回答が多かったのは「選考に必要な書類の作成と記載した書類内容の確認」(24.5%)、「応募可能な求人を探すこと(応募・求人条件の確認)」「転職で求められるスキル・技術を把握すること(企業が求めるスキルに自分が対応できるかどうか)」「選考に向けて、自分のスキルや能力を洗い出すこと」(各23.5%)。

  • ITエンジニアが転職活動において苦労していること

転職を検討する企業について情報収集を行う際に参考にするものとしては、1位「転職サイトの求人情報」(50.5%)、2位「企業のホームページ」(43.3%)、3位「転職エージェント」(39.3%)となっている。また、人事担当者がITエンジニアの採用で注力している情報発信手段については、「企業SNS」(25.0%)や「テックブログ」(22.0%)となった。

  • ITエンジニアが転職時に参考にする情報収集手段