JR西日本は16日、山陰本線と山口線が接続する益田駅の開業から100周年を迎えることを記念し、沿線市町と連携して益田駅開業・山口線全線開通100周年記念企画を実施して、にぎわいの創出に取り組むと発表した。
益田駅は1923(大正12)年4月1日、山口線が津和野駅から延伸した際、終着駅の石見益田駅として開業した。益田駅開業・山口線全線開通100周年記念企画では、基本的に新山口~津和野間で運行される「DLやまぐち号」を4月16日のみ益田駅まで延長運転し、山口線全線(新山口~益田間)を特別に運行する。この「DLやまぐち号」に乗車できる旅行商品は、日本旅行のサイト「鉄道の旅」で確認できる。
新下関~下関~東萩間の運行を基本としている観光列車「○○のはなし」も山陰本線益田駅まで延長運転。4月15日に新下関発益田行、4月16日に益田発新下関行を運行する。この「○○のはなし」に乗車できる旅行商品は、「益田駅開業・山口線全線開通100周年記念列車」として、日帰りプランと1泊2日プランを設定。両プランとも日本旅行の専用サイトにて、3月17日10時から販売開始する。
4月16日には、益田駅で「DLやまぐち号」と「○○のはなし」の同時出発を行い、これに伴う記念式典・記念イベントを益田駅前で開催予定となっている。このイベントに関して、詳細は後日案内するとのこと。