大東建託は3月15日、「借りて住んだ(賃貸)&買って住んだ(持家)街の住みここちランキング2022<首都圏版>」を発表した。調査は2022年3月8日~29日、首都圏在住の20歳以上の男女5万3,853名を対象にインターネットで行われた。

  • 首都圏の「借りて住んだ街(駅)」の住みここちランキング〈1位~49位〉

    首都圏の「借りて住んだ街(駅)」の住みここちランキング〈1位~49位〉

首都圏(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)「借りて住んだ街(駅)」の住みここちランキングの結果、2年連続で「表参道(東京メトロ銀座線)」が1位を獲得。銀座線・千代田線・半蔵門線の3路線が乗り入れている東京都港区に位置する駅で、「生活利便性」「交通利便性」「防災」の3因子で1位、「行政サービス」で3位と高い評価を獲得し、偏差値は唯一の80台(81.1点)となった。

続く2位は、2008年の副都心線の開通と同時に開業した駅「北参道(東京メトロ副都心線)」(偏差値79.1点)で、「交通利便性」で5位を獲得。3位は、「代官山(東急東横線)」(同77.1点)で「生活利便性」で2位の評価を得るなど、いずれも東京都渋谷区に位置する駅で、昨年はランキング集計対象外だった。

以下、4位「築地・新富町A」、5位「本郷三丁目」、6位「半蔵門・麹町A」、7位「東大前」、8位「代々木公園A」、9位「自由が丘」、10位「代々木上原」と、TOP10の駅は全て東京都23区内に位置し、そのうち渋谷区が4駅ランクインした。

  • 首都圏の借りて住んだ街(自治体)の住みここちランキング〈1位~50位〉

    首都圏の借りて住んだ街(自治体)の住みここちランキング〈1位~50位〉

首都圏の「借りて住んだ街(自治体)」の住みここちランキングでは、「東京都中央区」が1位に輝いた。因子別では、「交通利便性」で1位、「生活利便性」「親しみやすさ」で2位を獲得し、唯一偏差値70台(70.8点)の極めて高い評価を得ている。

続く2位は「東京都文京区」(偏差値69.9点)で、「行政サービス」「親しみやすさ」で1位、「交通利便性」で3位、「防災」で4位を獲得。3位は2年連続で「東京都目黒区」(同69.3点)がランクインした。

以下、4位「東京都渋谷区」、5位「東京都武蔵野市」、6位「東京都港区」、7位「神奈川県横浜市都筑区」、8位「東京都品川区」、9位「埼玉県さいたま市浦和区」、10位「千葉県浦安市」と続き、トップ10のうち、8つの自治体において「生活利便性」因子が10位以内に入っていることから、「生活利便性」が自治体の住みここちの良さに繋がっていることがうかがえた。

  • 首都圏の「買って住んだ街(駅)」の住みここちランキング〈1位~50位〉

    首都圏の「買って住んだ街(駅)」の住みここちランキング〈1位~50位〉

首都圏の「買って住んだ街(駅)」の住みここちランキングでは、神奈川県横浜市西区に位置する「みなとみらい(みなとみらい線)」が2年連続1位に。「生活利便性」で1位、「親しみやすさ」「自然観光」で2位、「交通利便性」で5位と各因子で高い評価を得た結果、偏差値は88.1点と極めて高い結果となった。

2位は東京都港区の「白金台(東京メトロ南北線)」(偏差値78.2)。南北線と三田線の2路線が乗り入れており、因子別では「行政サービス」で3位に。続いて「赤坂A(東京メトロ銀座線)」(同76.6点)が3位にランクイン。千代田線の赤坂と銀座線の赤坂見附・溜池山王を統合している駅で、「交通利便性」「親しみやすさ」で1位、「行政サービス」で2位、「生活利便性」で3位の評価を得た。

以下、4位「南阿佐ヶ谷」、5位「築地・新富町A」、6位「後楽園A」、7位「都立大学」、8位「元町・中華街」、9位「半蔵門・麹町A」、10位「広尾」となり、トップ10のうち東京都23区内に位置する駅が8つ、神奈川県横浜市に位置するみなとみらい線から2駅がランクインした。

  • 首都圏の「買って住んだ街(自治体)」の住みここちランキング〈1位~50位〉

    首都圏の「買って住んだ街(自治体)」の住みここちランキング〈1位~50位〉

首都圏の「買って住んだ街(自治体)」の住みここちランキングでは、2年連続で「東京都中央区」が1位に。「交通利便性」「親しみやすさ」で1位、「生活利便性」で4位の高い評価で、偏差値は72.3点を獲得した。

続く2位は「東京都文京区」(偏差値70.3点)で、「交通利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」で2位、「防災」で4位に。3位には「千葉県浦安市」(同69.9点)がランクイン。「行政サービス」で1位、「親しみやすさ」で4位、「交通利便性」で5位を獲得した。

以下、4位「東京都港区」、5位「東京都武蔵野市」、6位「東京都目黒区」、7位「東京都渋谷区」、8位「千葉県印西市」、9位「東京都国立市」、10位「埼玉県さいたま市浦和区」と続き、トップ10のうち、8つの自治体において「親しみやすさ」因子が10位以内に入っていることから、親しみやすさ因子の評価が、住みここちの良さに繋がっていることがわかった。

借りて住んだ&買って住んだ街の住みここちランキングは、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価の平均値から作成されている。