JR九州と日本信号は、スマートフォンで利用区間を選択し、QRコード付きデジタル乗車券を購入・利用できるサービスの実証実験を長崎県内で開始したと発表した。

  • JR九州と日本信号が、スマートフォンで乗降駅を選択し、QRコード付きデジタル乗車券を購入・利用できるサービスの実証実験を長崎県内で実施する

既存のデジタル乗車券は、あらかじめ区間を指定したものや乗り放題タイプが主流だが、今回の実証実験では、購入者が選択した乗車駅・降車駅にもとづいて運賃計算を行い、デジタル乗車券を販売する。運賃計算を行ってデジタル乗車券を販売し、QRコード判定で改札を通過できるしくみは、全国でも先進的な取組みだという。

発売する乗車券は「JR九州片道デジタルきっぷ(長崎)」。対象エリア内の駅から、購入時に選択した乗車駅・降車駅相互間が片道乗車できる。購入日当日限り有効。日本信号が運営するデジタルチケット販売ポータルサイト「よか旅 Signal.com」で販売する。