回転寿司みさきでは、寿司のシャリを3月1日よりグレードアップ。赤酢を配合した特別仕様の「新・赤シャリ」を提供している。これまでも赤酢を使った赤シャリを提供してきた回転寿司みさきが、一体何が変わったのだろうか。試食会に参加してきた。

江戸前寿司の伝統「赤シャリ」

赤シャリは、江戸前寿司の伝統的なスタイルとして現在でも高級寿司を中心に使用されているそう。赤酢を配合することで、シャリにほんのり色がついているのが特長だ。

回転寿司みさきでは、昨年12月に赤酢の割合を増やした赤シャリを提供するフェアを実施。これが好評だったことを受け、3月よりグレードアップした赤シャリを提供するに至った。新・赤シャリでは、2年以上の熟成させた酒粕を原料とした赤酢の配合をさらにふやし、独自の配合でブレンドしているという。それにより、コクやまろやかな酸味を感じられるより「旨い」シャリへとグレードアップした。

新しい赤シャリ、味の違いは?

  • 左がリニューアルした赤シャリ、右がこれまでの赤シャリ

実際にリニューアル前と後の赤シャリを比べてみた。シャリだけを見てみると、リニューアル後の方が色が濃い。シャリだけで食べ比べて見ると、酸味がありつつもコクとほのかな甘みを感じる仕上がりだ。

  • 定番のまぐろで新旧の赤シャリを食べ比べ! 筆者的には新・赤シャリが甘くて好み

寿司ネタと合わせて食べれば、ネタの味を邪魔しない絶妙な味わいで一体感があり美味。好みにもよるが、個人的には新しいシャリの甘みが寿司のネタをよりおいしくさせるように感じた。

新・赤シャリの寿司ネタを実食!

新・赤シャリは、握りだけではなく巻物にも使われる。「鉄火巻」(320円)はシャリの色が濃くなったのがはっきりと見えやすく、リニューアルが分かりやすい一皿。

  • 「めばちまぐろ」(195円)

  • 「ほたて」(370円)

定番の「めばちまぐろ」(195円)や「真いか」(195円)は、コクのある赤シャリとも相性が良く間違いないおいしさ。「いくら軍艦」(430円)や「ほたて」(370円)などのネタが濃厚で旨みが強い皿も、赤シャリの甘みと合わさって満足感のある味わいだった。

  • 「煮あなご」(430円)

また、タレで味付けされてネタの味がはっきりとしている「煮あなご」(430円)も、シャリの香りや味わいとマッチしていた。どのネタも新しい赤シャリと合っていて、シンプルに旨い!

  • 「真あじ」(320円)

  • 「金目鯛」(370円)

最後に回転寿司みさきならではの、豊洲市場から仕入れて店舗まで直送される鮮度抜群のネタを実食。日替わりで登場するネタで、この日は「真あじ」(320円)、「金目鯛」(370円)をいただいた。フェア商品や通常販売商品と異なり、店舗に行かないと何があるか分からない食べごろのネタ。店舗を訪れる際はこちらも要チェックだ。

寿司の味を左右するシャリをリニューアルした回転寿司みさき。さらにおいしくなった寿司の味わいをぜひ店頭で確かめてみては?