サッポロビールでは、微アルコールビールテイストの『サッポロThe DRAFTY』リニューアルにともなう新TVCMを3月11日より全国で放映開始する。都内で開催した発表会にはCMに出演する宇賀なつみさんが登壇。「市販のノンアルコールビールとは、満足度が全然違います」とアピールした。

  • サッポロビールがリニューアルした『サッポロThe DRAFTY』の新CM発表会を開催

■0.7%が大きな違いを生む

『サッポロThe DRAFTY』は、消費者の高まる健康志向と「酔い過ぎたくない気持ち」に配慮して開発された、アルコール分0.7%の微アルコールビールテイスト。2023年1月分製造分より、順次リニューアルを実施している。

  • 『サッポロThe DRAFTY』(350ml缶、価格はオープン)

発表会の冒頭、サッポロビール マーケティング本部の武内亮人氏は「お客様とお酒の関係は近年、大きく変わってきました。サッポロビールでは、お酒を飲む方、飲まない方が相互に認め合い、楽しく豊かに生活できる世の中を目指しています。お酒を飲む方には末永くお酒を楽しめる選択肢を提供する、これが私たちの務めだと思っています」と挨拶する。

  • サッポロビール マーケティング本部 ビール&RTD事業部部長の武内亮人氏

The DRAFTYはアルコール分が1%に満たないため、酒税法上ではノンアルコールビールに分類される。しかし「いわゆる0.00%のノンアルコールビールとは大きく異なります。0.7%が大きな違いを生み出します」と武内氏。

  • 微アルコールの市場規模拡大に向けて

現在、微アルコールの市場規模は300万函に満たない(函はビールの単位。1函=大びん633ml×20本=12.66リットル)。これを拡大するために、サッポロビールではまずはノンアルコールビール飲用者に対して微アルコール商品を訴求していく。「ノンアルユーザーは味わいに不満足を感じていらっしゃる。そこで、新たな製法によりビールのうまさにぐっと近づけたThe DRAFTYにより、お客様の課題を解決したい。過度のアルコールは控えたいけれど、0.00%である必要もない...そんなシーンは日常にいくらでもある。『ノンアルとは、まったく違う! 』というコピーで、圧倒的なビールテイストの美味しさを伝えていきます」と言葉に力を込めた。

  • ホップ3分割添加、氷点下熟成などの新たな製法で「ぐっとビールに近いうまさ」を実現

全国で3月11日より放映されるのは、宇賀なつみさんが出演する新CM「ノンアルとは、まったく違う」篇。ビール好きを公言する宇賀さんが個人動画チャンネル「うがちゃんねる」でThe DRAFTYの魅力を発信していく(という体の)自撮り風のCM動画になっている。

  • TVCM「ノンアルとは、まったく違う」篇(15秒)から

発表会には宇賀さん本人もゲスト登壇した。The DRAFTYについては「美味しくてびっくりしました。ほかのノンアルには、つい物足りなさを感じてしまうんですが、The DRAFTYなら十分だなと。いま自宅で晩酌するときにThe DRAFTYを飲んでいます」とコメントする。フリーランスのアナウンサーとして活躍する宇賀さん。夕食後も仕事が残っているとき、翌朝の出発が早いときなどに、微アルコールビールのThe DRAFTYはピッタリだと笑顔で話していた。

  • ビール好きの宇賀さんも大満足の様子だった

3月6日からは、うがちゃんねるのオリジナルグラスが当たる「ノンアルとは、まったく違う」フォロー&リツイートキャンペーンも実施。また、宇賀さんが市販のノンアルとの飲み比べに挑戦するWebCMも公開する。