ウンログは2月28日、「女性の痔と治療に関する実態調査」の結果を発表した。調査は2月16日〜22日、ウンログアプリを利用している10〜60代の女性2,681名を対象にインターネットで行われた。
まず、「痔」の経験について聞いたところ、71.2%が痔になった経験が「ある」と回答。「現在ある」のは、20代で33.3%、30代で36.6%、40代で38.8%とピークを迎え、50代(22.2%)から減少。
また、現在痔の症状があると回答した人のうち、実に97.9%が「痔を治したい」と回答しているものの、「病院を受診していない」という人は62.5%にのぼり、約半数は市販薬の使用などを含むセルフケアも行っていないことが明らかに。「病院を受診したことがある」という人は37.5%だった。
次に、「痔であることを恥ずかしいと思ったことがありますか?」と聞いたところ、73.4%が「ある」と回答。病院受診をしない理由でも、「お尻を見せたくない」が圧倒的に多い77.1%。次いで「周囲の人に痔だと思われたくない」(22.3%)など、「恥ずかしさ」が受診率の低さの原因に。
そこで、何があれば病院を受診しようと思うのかを聞いたところ、「女性医師であること」(60.4%)や「検査や治療について事前に相談できること」(51.8%)が多かったほか、「何科を受診するのかわからなくなっていること」(26.0%)を求める声も。さらに「生活に支障が出たら」(8.2%)と、放置してしまう人も見受けられた。