UZUZは2月28日、「就職/転職活動に関する実態調査」の結果を発表した。調査は1月17日~2月23日、既卒・第二新卒として就職活動中の20代男女695名(既卒者184名、第二新卒511名)を対象に、キャリア面談の予約時にアンケートを実施した。
現在、仕事の負荷(業務内容/求められるスキル/業務量/上司や先輩からの期待や指導など)が少ない職場環境である「ゆるい職場」が話題となっているが、就活生に「ゆるい職場で働きたいと思いますか?」と尋ねたところ、58.2%が「働きたい」「どちらかといえば働きたい」と回答。理由を聞くと、「仕事よりもプライベートを大切にしたいから」「とにかく長く働くことを目標にしてるから」「仕事はあくまでご飯を食べるためにするもの程度の熱量で生きていきたいから」「ある程度緩い環境でも、自分で目標を定めてキャリアを積み上げる努力ができると思うから」「現在働いている環境が酷な為」といった声が寄せられた。
一方、ゆるい職場で「どちらかといえば働きたくない」「働きたくない」という人は41.8%。理由を聞くと、「自分のスキルを伸ばし、年収も上げていきたいため」「スキル向上はしたい、指導が手厚いところが良い為」「必要とされていない気がしてモチベーションが下がるため」「今は全くの未経験なので、しっかりと教えて頂けるところ、また失敗などしたときはしっかりと叱ってくださるところがいい」といった意見があがった。
「あなたは現在の仕事(または前職)で”やりがい”を感じていますか?」と質問したところ、45.5%が「感じている」「どちらかといえば感じている」と回答。「やりがい」における重要な要素を3つ選んでもらったところ、「誰かの役に立てている」(16.6%)、「ワークライフバランスが取れている(自分にとってのバランスが取れている)」(13.0%)、「できる仕事の範囲、レベルが上がる」(12.4%)が上位となった。