WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドで放送&配信中の連続ドラマW-30『異世界居酒屋「のぶ」Season3~皇帝とオイリアの王女編~』(毎週金曜 23:00~全10話※WOWOWオンデマンドでは各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信)のプレミアムファンイベントが3月1日、都内で行われ、大谷亮平、武田玲奈、品川ヒロシ監督、庄司智春(品川庄司)、好井まさお、水田信二(和牛)が出席した。

  • 左から水田信二、好井まさお、武田玲奈、大谷亮平、品川ヒロシ監督、庄司智春

2022年にSeason2が放送されて根強い人気を誇る『異世界居酒屋「のぶ」』シリーズの最新作となる同ドラマ。第3弾となる今回も職人気質の料理人・大将こと矢澤信之役を大谷亮平、看板娘・千家しのぶ役に武田玲奈が扮し、異世界につながってしまった居酒屋を舞台に、庶民的な居酒屋料理やお酒を通して温かな人間ドラマが繰り広げられる。

Season3も終盤に差し掛かり、3日のepisode8を含めて残り3話となった同ドラマ。この日のイベントは有観客で開催され、品川監督が「コロナが終わった訳ではありませんが、すごい時期に撮影して終わった後の記者会見も記者さんだけでした。人前に出ることがとにかくなかったので、お客さんの前に出られることはうれしいです」と有観客のイベントを喜んだ。

そんな品川監督について主演の大谷は「僕にとっては(芸能界の)先輩でもあるし(芸人として)表に出てくる人なので、僕たちの気持ちを汲み取ってくれました。緊張をほぐしてくれたり面白いことを言って笑わせてくれたりしてくれたりして頼りになりました」と称賛し、武田も「ほぼほぼ(居酒屋の)店内での撮影だったので、どうしてもどんよりというか集中力が切れる時がありましたが、品川さんが楽しい雰囲気を作ってくれてずっと撮影することができました」と品川監督の心配りに感謝の言葉。品川庄司の相方でもある庄司は「僕はそこまでお芝居でという感じで活動してないので不安でしたが、まあ褒めてくれるんですよ。皆さんがいる前で僕の肩を叩きながら『めちゃくちゃ良かったよ』と」と品川監督からのねぎらいがうれしかったというが、「もっと若い時にやってよ。それがあったら品川庄司として結果が出たんじゃないかな。(若い時は)厳しすぎましたね」と若かりし日の苦い思いも明かした。

2020年5月からスタートしたSeason1に始まり、Season3までスピンオフを含めると34話で構成される同シリーズ。「自身にとって『異世界居酒屋「のぶ」』はどんな存在?」という質問に大谷は「ホーム」と解答した。「これだけ安心感があって良い意味でノンプレッシャーの現場はありません。素直に雑念がなく相談できたり監督やキャストと本当にホームにいるような感覚で作り上げるあの感覚は他の現場ではなかなかないですよ」と居心地の良い現場だという。続けて「ここに戻ってくるとまた新しいSeasonを作り上げたいという気持ちが出てきます」と次回作に意欲を見せれば、大谷に同意した武田も「飽きずに楽しくずっと撮影できました。この先もずっと続いていって欲しいと思う作品です」と続編を望んだ。