俳優の塩野瑛久が、きょう24日放送のテレビ朝日系ドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』(毎週金曜23:15~※一部地域除く)第6話に出演する。

  • 塩野瑛久=テレビ朝日提供

今作は郊外の児童精神科クリニック「さやま・こどもクリニック」を舞台に、自らも発達障害=凸凹(でこぼこ)を抱える院長・佐山卓(山崎育三郎)と研修医・遠野志保(松本穂香)のコンビが、発達障害を抱える子どもとその家族に真っすぐに向き合い、寄り添っていく姿を描く医療ヒューマンドラマ。

第6話では、「さやま・こどもクリニック」とリエゾン(=連携)する言語聴覚士の堀凛(志田未来)が、従姉の宮内春香(山田真歩)のことで佐山に相談を持ちかける。春香は子連れ同士の再婚をしたのだが、新たに息子となった優太(石塚陸翔)との接し方に悩んでいた。また、佐山の診察と検査から、優太は読み書きが苦手なSLD(限局性学習症)であることが分かる。小学校の授業についていくのが難しい優太に佐山はタブレットの使用を提案するが、学校側は許可してくれない。そんな中優太は散々な結果のテストを同級生にからかわれたことで大喧嘩をしてしまい、家族の絆を揺るがす事態も起こる。

優太を演じる石塚は、大河ドラマ『麒麟がくる』(20年)や、映画『約束のネバーランド』(20年)など、7歳にして数々の作品で幅広い活躍を見せる子役。『ファーストペンギン!』(22年)では、奈緒演じるシングルマザーの主人公の息子役で話題を呼んだばかり。今作では読み書きが苦手で悩む男の子という難役で、新たな姿を披露する。

そして塩野が演じるのは謎のイケメン役。「さやま・こどもクリニック」を訪ねてくるが、佐山が不在だと知ると「秀が来たとお伝えください」と言い残して去っていく。そのイケメンぶりに興奮した志保は、すっかり佐山に「秀」のことを伝え忘れてしまう。やがて佐山が秀と対面した時、その意外な正体が明らかに。そして「秀」の出現がやがてクリニックに大きな衝撃を与える。

劇団EXILEのメンバーである塩野は、2011年に「第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で審査員特別賞・AOKI賞をW受賞すると、以降、立風館ソウジ/キョウリュウグリーン役を務めた『獣電戦隊キョウリュウジャー』(13-14年)や『ブラザー・トラップ』(23年)、『来世ではちゃんとします』(20、21、23年)などのドラマ、『HiGH&LOW THE WORST』シリーズ(19、22年)などの映画に出演。今作ではどんな姿を見せるのか。