アスマークは2月16日、「福岡県の観光に関する調査」の結果を発表した。調査は2022年12月15日~22日、一都三県、二府二県在住、かつ直近5年以内に福岡県に旅行に行ったことがある20~60代の男女(都府県男女均等割付)800名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、福岡旅行の目的を聞いたところ、「グルメ」(48.8%)がダントツの1位に。次いで「自然・景色」(11.5%)、「神社・仏閣」(9.4%)と続き、性年代別でみると、女性40代は「グルメ」が6割強で特に高く、女性60代は「自然・景色」が2割強で、全体より顕著に高かった。
続いて、知っている「福岡県の観光地」を全て教えてもらったところ、「太宰府天満宮」(78.0%)、「福岡タワー・福岡ドーム」(72.0%)、「中州屋台街」(60.9%)が上位に。「中州屋台街」は若年層で認知が低く、高齢層で認知が高い傾向に。また、「柳川」は男女ともに年代があがるにつれ、認知度が増加する傾向が見てとれた。
「福岡県の食べ物」については、「もつ鍋」(85.8%)が最も高く、次いで「博多・長浜・久留米ラーメン」(78.5%)、「水炊き」(69.5%)と続く。女性は男性より「水炊き」「梅が枝餅」「あまおうスイーツ」の認知度が高く、男性60代では、「博多・長浜・久留米ラーメン」の認知度が9割超と高い割合に。また、男女ともに60代は「柳川うなぎ」の認知度が顕著に高かった。
さらに「福岡県のお土産」についても聞いたところ、「辛子明太子」(79.8%)がダントツの1位に。次いで、「博多通りもん」(57.5%)、「めんべい」(41.6%)と続き、「辛子明太子」は男女ともに年代があがるにつれ認知が高くなり、男女60代、女性50代では9割を超えた。