真剣な表情だけど、なんだかユニークな猫のトイレ姿。Twitterでは「#猫のうんこ顔選手権」のハッシュタグが話題になりました。

かわいらしい姿ではありますが、場合によっては「トイレに不満があるサイン」かもしれません。猫ちゃんの飼い主さん向けに有益な情報や最新の獣医学研究を発信している「獣医にゃんとす」さん(@nyantostos)のツイートを紹介します。

  • (@nyantostosより引用)

#猫のうんこ顔選手権 を見ているとトイレのふちに足をかけている猫さんが多いですね。これは踏ん張っているのではなく、『トイレの広さや猫砂に不満があるサイン』の可能性があります。トイレの我慢は尿路結石などのリスクになるので注意。幅50cm以上、猫砂は鉱物系を好むので見直してみてください(@nyantostosより引用)

猫がトイレをする際、「トイレのふちに足を掛けている場合は注意してほしい」と獣医にゃんとすさんは呼びかけています。一見凛々しいお顔で踏ん張っているように見えますが、トイレの砂に肉球がふれないようにふちに立っている場合、トイレの広さや猫砂に不満があるかもしれないそう。

理想のトイレについて「幅50cm以上、猫砂は鉱物系を好むので見直してみてください」と獣医にゃんとすさん。また、猫砂が少なすぎることが原因の場合もあると言います。

このツイートに連なるツリーには、獣医にゃんとすさんのトイレに関する情報が多数、リプライには猫飼いさんたちのトイレにまつわる情報も寄せられています。どの飼い主さんも、猫のトイレに試行錯誤している様子。トイレに不満があって我慢をしていると、尿路結石などのリスクにもなるそうので、猫の健康のためにも見直したいものですね。

なお、獣医にゃんとすさんは、猫との暮らすために知っておきたい情報をまとめた書籍『獣医にゃんとすの猫をもっと幸せにする「げぼく」の教科書』(二見書房)も執筆されています。ついつい見守りたくなる猫のうんこ顔、表情だけでなく姿勢にも注目することで、猫の健康維持にもつながりそうです。