3月19日にHuluで独占配信がスタートするドラマ『君と世界が終わる日に』Season4の新キャストが2日、発表された。

  • 左から玉城ティナ、溝端淳平、前田公輝

ゴーレムと呼ばれるゾンビに占拠された死と隣り合わせの“終末世界”を舞台に、竹内涼真演じる主人公・間宮響と仲間たちが生き残りを懸けた闘いに身を投じる同作。先日レギュラーキャストとして飯豊まりえ、桜井日奈子の出演が発表されたが、今回新たに玉城ティナ、溝端淳平、前田公輝らの出演が決定した。

満身創痍でミライを探し続け、ついに倒れてしまった響を救ったのは、玉城演じる令嬢・新山明日葉(にいやま あすは)が率いるコミュニティ。彼女は新山財団会長の娘で、信頼できる仲間とともにこの世界を生き抜いてきた。「汝の隣人(となりびと)を愛せよ」という言葉を信条にしており、こんな状況下でも人の善意を信じ、助け合うことを大切にしている。

そんな玉城演じる明日葉を支えるのは、溝端演じる新山財団幹部の加州宗一(かしゅう そういち)。「明日葉を守る」という会長とのかつての約束を守り、時に無茶をする彼女をいつも気にかけている存在。明日葉の命令には必ず従う一方で、彼女を傷つけようとする者を敵とみなし容赦なく倒す冷静沈着な一面を持ち合わせており、部外者である響に対しても警戒し目を光らせている。

そんな明日葉たちが拠点としているのは、閉鎖された刑務所。そこにはゴーレムウィルスが蔓延する前から捕まっていた囚人たちが、そのまま収容されている。明日葉たちは仲間だけではなく、囚人たちにも等しく水や食料を与えていたが、響がコミュニティにたどり着くや否や、ある時「大きな事件」が起こってしまう。

前田演じる下村海斗(しもむら かいと)は、そんな囚人の一人。冷淡で狡猾な元詐欺師で、実は同じく元詐欺師の伊織(桜井日奈子)とも関係があるようで――。

そのほか、新山財団グループに属する元格闘家の日浦健太(ひうら けんた)役に徳重聡、明日葉を慕う元OLの野坂ゆら(のさか ゆら)役に佐野ひなこ、元会計士で偵察隊の一員の折田幹夫(おりた みきお)役に橋本じゅん、海斗の兄で元殺人犯の囚人下村陸斗(しもむら りくと)役に姜暢雄が出演。さらに、弓削智久、遠藤雄弥、鈴木たまよ、岩戸秀年、大西利空、柾木玲弥、野村祐希らが参戦し、竹内涼真、飯豊まりえ、桜井日奈子、さらに囚人役・新山財団グループのメンバー役を含めた総勢39人のレギュラーキャストが出演し、激しいサバイバルを繰り広げていく。

玉城、溝端、前田のコメントは以下の通り。

■玉城ティナ
Season4にて、新山明日葉役を演じます、玉城ティナです。こんなに長く続いている「きみセカ」チームに重要な役で加えていただいて、最初はプレッシャーもありましたが、撮影が始まった今そんな事は吹き飛んでしまうくらい、毎日劇中では生きるか死ぬか本気でギリギリの戦いをしています。それでも一歩カメラ前から外れると、竹内涼真さんはじめキャストの皆と小さな事で笑い合えていて、温度差のすごすぎる日々です。初日から受け入れていただいてとても感謝しています! まだまだ撮影は続きますが、明日葉の輝きを絶やさないよう、頑張ります。よろしくお願いします。

■溝端淳平
「きみセカ」は、にじみ出る人間の業や希望、愛を描く群像劇として、とても面白い作品だと思っていたので、今回重要な役回りを担うことができて大変嬉しく思います。座長の竹内さんは、バイタリティーにあふれていて、エネルギーがどんどん周りに伝染していく、漫画の主人公のような人だなと感じました。一方で僕が演じる加州はいい意味で、非常にハードルの高い役ですが、これまでのファンの方にも、初めて観る方にも楽しんでいただける手ごたえを感じながら撮影しています。僕が今まで演じてきた役柄とは違うキャラクターなので、ぜひご覧ください。

■前田公輝
以前から「きみセカ」を観ていたので、今回出演が決まって嬉しかったです! 撮影現場では、ずっと一緒に撮影しているような空気感を作ってくれて、竹内さんの提案でキャストを 集めた全体の本読みをしていただいたことも、ありがたかったです。台本を読むと海斗のキャラクター がとても良いので、魅力が半減したと思われないよう監督やプロデューサーと相談しながら撮影をしていて、アドリブも入れながら現場で海斗の人物像がどんどん膨らんでいるのを感じています。今までいなかった、チームのブレインのような新しいキャラクターにぜひ注目してほしいです。