青森県と三沢空港振興会は、「りんご提灯ジャック」を2月2日から3月中旬まで実施する。

本展示は、りんごやこけしなどの青森を代表する数々の名産を模した、大小さまざまなねぷたが三沢空港内全体を鮮やかに彩るもの。これは現在暫定的に1日4便に増便されている羽田 =三沢線の4便化定着を目指し、三沢空港ならびに青森県への観光誘客プロモーション施策として開催される。

  • 三沢空港「りんご提灯ジャック」

青森県内で太平洋側に近い南部エリアは三沢空港からのアクセスが良好で、壮大な滝と美しい清流の流れが織りなす渓谷美「奥入瀬渓流」、周囲の長さ約46km・最深部の深さは327mと日本3位の深さを誇る「十和田湖」などの雄大な自然、3年ぶりに開催される国重要無形民俗文化財「八戸えんぶり」、冬季限定の「三沢ほっき丼」など地域の魅力あふれる観光コンテンツを楽しめる。

これら魅力あふれる青森へ、より多くの方に訪れて欲しいという願いを込め、三沢市出身のアートディレクター・森本千絵氏(goen°)のプロデュースによる、100個あまりのりんご提灯や180cmのこけし灯篭、八幡馬などの変わり種ねぷたで三沢空港内全体を華やかに装飾した。「訪れた人をめいっぱいの青森でお迎えする」をコンセプトに、歓迎ムードあふれる空間を演出する。

あわせて、青森県のもう一つの空の玄関口・青森空港内に設置されている大型ステンドグラス「青の森へ」(森本千絵氏原画・監修/2021年2月24日設置)をモチーフとした透過シートで、三沢空港内のガラス壁面や階段などのラッピング装飾を行い、両空港が手をとり合い一丸となって青森観光を盛り上げていく。

展示初日、現在トライアル運行されている10:30羽田発=11:55三沢着の便を利用した人に向けては、森本氏による本展示のイメージスケッチが描かれたオリジナルポストカードを配布。

本展示は制限エリア外にも設置(一部を除く)されるため、飛行機に搭乗しない人も鑑賞することができる。また、首都圏では3月より、美しく彩られた三沢空港の様子をクリエイティブに用いた交通広告を実施予定。

実施期間は2月2日~3月中旬まで。三沢空港の出発ロビー・到着ロビー・階段・1階通路・到着手荷物受取所(制限エリア) ほかで行われる。

8:00~20:00まで開館しており、りんご提灯ジャックやステンドグラス「青の森 へ」壁面ラッピングなどが展示される。

  • 森本千絵氏による「りんご提灯ジャック」イメージスケッチ

  • 青森空港ステンドグラス「青の森 へ」