お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが、1日から全国で放送される日本郵政の新CM「ご近所散歩中・お届けの進化」編(30秒・15秒)に出演する。

  • 新CM「ご近所散歩中・お届けの進化」編よりゆりやんレトリィバァ

新CMでは、愛犬ユウジロウと散歩するゆりやんの姿を描く。ユウジロウは「ドウモコンニチハ」と愛嬌たっぷりに挨拶する真っ赤なロボットに興味津々。すり寄ろうとするユウジロウを「こら、ユウジロウ。邪魔しちゃあかんやろ」とたしなめ、「さようなら~」と手を振り見送りながらも「ていうか、あれなんやろうね」とゆりやんは不思議そうな表情を浮かべる。そこへご近所の郵便局の社員が「配達ロボットのデリロくんです」と声をかけるというストーリーとなっている。

撮影でゆりやんは「会うのを楽しみにしてきました」というセントバーナードのユウジロウと対面すると、「大きい! なでてもいいですか?」「かわいい〜!」と声が弾む。ユウジロウの演技がうまくいった時には、「はい、どうぞ!」とご褒美のドッグフードをユウジロウの口元へ。行き交う一般の方に1人ひとり笑顔で挨拶するゆりやんに、終始和やかな雰囲気に包まれる現場となった。

ゆりやんは「出演が決まった時には、どんなわんちゃんと会えるか分からなくて。CMに出演する芸人に似ているわんちゃんが選ばれるという噂を聞いていたので、どんな犬なのかな〜と思っていました。芸名がゆりやんレトリィバァなので、ゴールデンレトリーバーかなぁと思ったら、セントバーナードのユウジロウ君でした!」と話し、「会った時に他人とは思えなくて、かわいくてうれしかったです。私とユウジロウ君が似ているなと思ったところは、ご飯の入っているカバンの方をずっと向いちゃうとか、食べることが好きなところかな」とユウジロウの印象を語った。

また、日本郵政が配送ロボットや物流専用ドローンなどの新しい技術を活用し、進化しようとしていることにちなみ、思い描く進化を問われたゆりやんは「私もドローンになりたいです。楽ですよね。渋滞とかを回避できて」と笑いを誘い、「あとは地元(奈良県吉野町)に貢献できるように進化したいと思います。私の地元はめちゃくちゃ田舎で、このCMに出てくるような、配達が大変なところです。この前久しぶりに実家に帰ったんですが、その時に初めて奈良の吉野山に行ってみたんです。行ってみたら、めっちゃ『京都』だったんですよ! 吉野なのに古都を感じて。私今まで都心志向だったんですが、地元に誇りを持ちました。なので、地元に貢献できる人間になりたいです」と目標を明かした。