伊予鉄道は27日、「低床式の新型LRT車両(次世代型路面電車)」5000形を2両(5011・5012)追加導入し、2月7日から営業運転を開始すると発表した。これにより、同社の新型車両5000形は計12両での運行となる。

  • 伊予鉄道が5000形を2両追加導入。計12両に

新型車両5000形は「乗ってみたくなる未来型流線形デザインの車両」とされ、「IYOTETSUチャレンジプロジェクト」で実施しているオレンジ色のカラーリングにより、愛媛らしさを表現。車内は通路幅を従来より24cm拡幅した低床バリアフリー型車両となっており、定員数は2100形との比較で28%増の60人。「えひめFreeWi-Fi」の導入、行先表示の英語表記、英語車内アナウンスの導入で外国人観光客にも対応し、中吊り広告をなくすデジタルサイネージも採用している。

回生ブレーキを採用し、照明装置をLEDとすることで省エネルギー化を図り、環境負荷を低減している。車両導入費用について、国・県・市からの支援を得ているとのこと。