カンテレのバラエティ特番『見取り図のマラソンあるある-1グランプリ~大阪国際女子マラソンが楽しくなるTV~』が28日(16:30~※関西ローカル)に放送される。

  • 『見取り図のマラソンあるある-1グランプリ~大阪国際女子マラソンが楽しくなるTV~』出演者=カンテレ提供

29日に開催される「第42回 大阪国際女子マラソン」(『奥村組スポーツスペシャル 第42回大阪国際女子マラソン』としてカンテレ・フジテレビ系で29日正午より生中継)。この大会をより楽しんでもらうべく昨年生まれた同番組は“マラソン×お笑い”の異色の賞レースで、第1回大会にはロングコートダディが出場し、昨年末の『M-1グランプリ』決勝戦で披露した“マラソン漫才”の原型が誕生した。今回も見取り図・盛山晋太郎がMCを務め、審査員にはレイザーラモン・RG、福士加代子氏(2013年モスクワ世界選手権 女子マラソン・銅メダリスト)、見取り図・リリーを迎える。紅しょうが、ダブルアート、ニッポンの社長、天才ピアニストと賞レース常連の芸人たちの渾身の“マラソンネタ”に注目だ。

収録を終えた盛山は「マラソンとお笑いの良いところが出ていました! ただ、番組を途中から見た人はただのネタ番組だと思うんじゃないかと(笑)。普段はなかなか見られない“マラソン”がテーマのネタで、お笑いとしてもとても面白い番組でした」とコメント。続けて、「芸人の人生がかかっていない賞レースです(笑)。賞を取ったら人生が変わるかもしれませんが、取らなくても何も変わらない、そして誰も傷つかない(笑)。出場者は、賞レース史上初、ノープレッシャーでネタをしていると思うので、ただ芸人たちが楽しんでいる姿を見てほしいと思います(笑)」と笑った。

リリーは「マラソンが好きな人はお笑いに、お笑いが好きな人はマラソンに興味を持ってもらえる面白い番組です。お互いにとってWin-Winの関係になれればいいなと思います。テーマは“マラソン”ですが、ネタの内容は他の賞レースでもいけるんじゃないかと思うくらいハイレベルで。来年からは、賞レースが終わったあとに、打ち上げの生配信もした方がいいんじゃないかな……」と言うと「それ『M-1グランプリ』やないか(笑)!」と盛山にツッコミを入れられた。

福士氏は「すごく面白かったです! 私がお笑いを好きなのもありますが、マラソンがテーマのネタは見たことありませんし、テーマとして使えないだろうなと思っていたので、マラソンネタを4つも見られてよかったです。“こういうワードがあるんだ!”と思いましたし、個人的には“このネタもらった!”と思いながら見ていました(笑)。笑いもマラソンも両方見て、相乗効果が生まれればいいなと思っています」と話した。「選手目線からみても面白いと思います!」と絶賛すると「福士さんがこれだけ認めてくださっているなら、この賞レースはオフィシャルです(笑)!」と盛山は喜ぶ様子を見せた。

オープニングアウトで西川ヘレンになりきったRGは「この賞レースで活躍した人を(西川)きよしさんにお伝えして、きよしさんの番組に出ていただくということで。私はモモコちゃん(ハイヒール)とも仲が良いので、モモコちゃんの番組にもおすすめできますよ」と笑いを誘いながらも、「みなさん良いネタを作ってきていて、優劣をつけるときに“マラソン”というテーマからどれだけ離れているかという基準をもとに審査できたので、ジャッジしやすかったです」と真面目に語った。また、「ロングコートダディのように、この大会で見たネタを年末の賞レースでも披露してくれたら鳥肌が立ちます! 今年もそれを楽しみにしています!」と期待を寄せた。