小さい子を連れてのお買い物はホントに大変。筆者もその昔、やんちゃな息子を連れての買い物がしんどくてしんどくて。何度、「スーパーもドライブスルーだったらいいのにな」と思ったことか。

そんな大変なお買い物に、2歳と1歳の姉弟を連れて行った和栗ぐりさん(@waguri_guri)。案の定、レジで娘さんがグズり出してしまいます。すると……

さすが店員さん。グズっている子を抱えたままではカートを押すだけで精一杯。これは助かりますね。

しかし、そんな時に限ってマイカゴを忘れてしまうという痛恨のミス。グズる娘さんに急かされながら袋詰めをしていると……

なんて優しいご婦人。温かいまなざしと微笑みに、子育てを終えた方の余裕を感じますね。

しかし、優しいのはご婦人ばかりではありません。若い人だって……

なんと、買い物中に脱げてしまっていた小さな靴下を、わざわざ届けてくれるという親切な方が登場! 帰る前に見つけていただいて、ラッキーでしたね。

さて、やっとのこと車に戻った和栗ぐりさんですが、しかし、子連れの買い物は最後の最後まで大変なのです。荷物を車に乗せてから、再び、子どもたちを連れて“カートを戻す”という超面倒な作業が!!!

するとそこへ……

これから買い物をするついでなのか、それとも状況を察して助けてくれたのか、いずれにしても、さりげなく「カート持っていきますね」って、これは嬉しいですね。

そして……、限界を超えた娘さんが大声出してグズり出すと、同じ子連れのママさんが助け舟を出してくれました。

ナイス、シール! 子どもってこういうの好きなんですよね。不思議とピタッと泣き止んだりして(笑)。これは娘さんもお母さんも嬉しいですね。

「お買い物行きたい」と言うクセに行ったら大変なみーちゃん。(時々はーくん)
子連れのお買い物ってハードル高いですよね
それでも暖かく声をかけてくださる方、何も言わずに見守ってくださる方、本当に感謝しかありません。
(@waguri_guriより引用)

この投稿に、「優しい人達ばかりで胸熱ううううう!!!!」「泣いちゃいました(泣)こんな世界だったら平和すぎてみんな幸せだ…」「優しい世界(泣)」などなど、感動の声が多数寄せられていました。

多くの人の優しさに触れ、感謝の気持ちを育児漫画にして投稿された和栗ぐりさん。投稿のきっかけについてなど、お話をうかがいました。

投稿者さんに聞いてみた

―― Instagramで漫画を投稿されるようになったきっかけや理由があれば教えてください。

周りに頼れる人が少ない世の中で、子育ての辛いこと、楽しいことをリアルに発信し、投稿を見てもらった方と共感しあったり、仲間がいるんだと勇気を出してもらえたらと思い漫画を描き始めました。

―― こちらの投稿が多くの反響を集めたことについて、率直な感想をお聞かせください。

私もシールを持っているよ。同じような経験をしたよ。というコメントをたくさん頂きました。今は助けてもらう側ですが、いつかは私も、助けてあげられる人になりたいと思います。


「私も明日からシール持ち歩くことにする」「いずれこんな風に優しくしてあげられる側の人になりたい…!!」という声も目立ちました。この投稿がきっかけとなって、優しい世界がもっともっと広がっていくといいですね。