女優の南沙良が、映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(3月31日公開)で声優に初挑戦することが19日、発表された。

  • 南沙良がドリック役で声優に初挑戦

クセの強い“アウトロー”だらけの異色なパーティが、他に類を見ないユニークな戦いと冒険の旅に挑んでいく本作。運命を切り開くため、誰とパーティを組み、どんな手を使って攻略していくのかが大きな見どころの一つとなっている。そんな特徴目立ちまくりのキャラクターたちの日本語吹き替えを務める声優陣には、パーティのリーダーであり、吟遊詩人で盗賊である主人公・エドガン役(クリス・パイン)に武内駿輔、エドガンと手を組み盗賊業に勤しむ屈強な戦士ホルガ役(ミシェル・ロドリゲス)を甲斐田裕子、半人前ながら秘めたる力を有する若き魔法使いサイモン役(ジャスティス・スミス)を木村昴、敵の手を逃れ流浪の身となった聖騎士ゼンク役(レゲ=ジャン・ペイジ)を中村悠一と、豪華布陣が集結した。

さらに、彼らの前に立ちはだかるヴィランをはじめ、旅路を盛り上げるキャラクター達として、主人公エドガンの娘・キーラ役(クロエ・コールマン)には逢田梨香子、エドガンの盗賊仲間でただならぬ因縁もある詐欺師フォージ役(ヒュー・グラント)には森田順平、世界征服をたくらむ悪の魔女ソフィーナ役(デイジー・ヘッド)には沢城みゆき、そしてアンデッド集団を操り世界を牛耳ろうとするヴィランである悪の親玉ザス・タム役 (イアン・ハンモア)には岩崎ひろしと、錚々たる面々が顔を揃えた。そして、『トップガン マーヴェリック』を演出した依田孝利氏が日本語吹き替え版の演出・音響監督を務める。

そしてこの度、“最高の吹き替えパーティ”の新たな仲間が発表された。吟遊詩人で盗賊である主人公・エドガンの仲間となる自然の化身のドリック役に南沙良が決定した。

南は、初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018年)で、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞すると、TBS系日曜劇場『ドラゴン桜』(2021年)で東大専科の一員として、東大合格を目指す生徒役で話題をさらい、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)、2022-2023年シーズン「JR SKISKI」のメインキャラクター、そして、現在放送中のフジテレビ系月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』に出演中と立て続けに話題作で存在感を放っている南が、吹き替えに初挑戦する。

南が演じるのは、ティーフリングという人間とモンスターとのダブルで、可憐な見た目から一転、獰猛な”アウルベア”に変身する能力を持った自然の化身のドリック(ソフィア・リリス)。物語のカギとなるキャラクターに抜擢した理由を配給元の東和ピクチャーズの担当者は、「南さんの独特な雰囲気が、ドリックの役柄に素晴らしい化学反応を起こしてくれると思った」と話している。日本語吹き替え声優が決定したときの気持ちについて、南は「ドリックを演じているソフィア・リリスさんとは同い年なので、ご縁を感じました。なにより憧れの声優のみなさんと共演できたことが恐縮です。。」と喜びを語っている。

人生初となるアフレコ収録時、映像の仕事とはまた違った緊張感のある収録になると思いきや、初の声優仕事と思えないほどにスムーズに実施され、ほとんどNGなしで終了。音響監督の依田氏も「最初のシーンの長セリフをすぐにクリアしてくれたから、その時点で『あー行けるだろうな』と思いました。細かい指示はもちろん出しましたけど、すごくやりやすかった」と太鼓判を押す。ドリックの冷静沈着な雰囲気が南自身に重なる部分もあったことで、まさに“素”を活かせる役となり、本人もハマり役だったと話す日本語吹き替え版に注目だ。

■南沙良コメント

本作でドリックの吹き替えを担当しました南沙良です。
今回吹き替えを担当したドリックは独特な雰囲気を持ったキャラクターで、自然の化身ということで色んな動物に変身します。
なにより憧れの声優のみなさんと共演できたことが恐縮です。。
またオリジナルでドリックを演じているソフィア・リリスさんとは同い年なので、ご縁を感じました。
普段あまり洋画を観ない方にも自信を持っておすすめできるアクションファンタジー映画です。
是非ご覧ください。

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