俳優の藤原季節が、初のパーソナルブック(ワニブックス)を発売することが18日、わかった。

藤原季節 撮影:松田美由紀

2013年にデビュー後、映画『ケンとカズ』、『his』、『くれなずめ』など数々の映画・ドラマ・舞台で活躍し、今年デビュー10周年を迎える藤原。

30歳の節目となる今年に発売される同作は、本格的に俳優活動をスタートさせた20歳から現在までの俳優人生を中心に、幼少期の話などを自身で書き下ろし。上京したての頃から役者の道に進むまで、そして、どのように俳優という仕事や現場に向き合ってきたのかを自身の言葉で赤裸々に明かしている。

さらに、この10年の人・作品との出会い、経験をしてきた喜怒哀楽や心の機微などを秘蔵資料とともに公開するほか、藤原をもっと知れる1問1答や、1人旅の記録など、コンテンツページも収録。俳優の仕事を目指す人、表現活動をしている人に勇気を与えるような1冊になっている。

また、同作で藤原が1問1答形式で答える質問を募集中。締め切りは2月28日まで。

コメントは以下の通り。

■藤原季節
書籍の話を聞いた時は、喜びと同時に、こんな未熟な俳優の書いた本を誰が手に取ってくれるんだろうという気持ちもありましたが、ある意味では、道半ばの俳優のドキュメンタリーとして、その過程を生々しく楽しんでいただけるのかなと思いました。どうすれば俳優になれるのか、布団の中で、あるいは1人旅をしながら、必死に小さな世界を広げてきました。世界が拡大すると、人との出会いがありました。それらがどのように演技や作品に反映されているかが赤裸々にわかる本になっていると思います。普段ぼくを応援してくださる方や、俳優を志す方々にも、手に取っていただきたいと願いながら書いています。感謝の気持ちを込めて。どうぞよろしくお願いします。