ネオマーケティングは1月16日、「マイナンバーカード及びマイナポイントに関する調査」の結果を発表した。調査は2022年11月8日〜9日、マイナンバーカードを取得している全国の20歳〜69歳の男女2,000人を対象に行われたもの。

  • マイナンバーカードを取得した理由TOP10

まず、マイナンバーカードを取得した理由について聞いたところ、「マイナポイントがもらえるから」が70.0%で最も多く、次いで「本人確認書類(身分証明書)として使えるから」が42.9%、「住民票、印鑑証明書などの各種証明書をコンビニで取得できるから」が27.4%で続いた。

マイナンバーカードを使用したシーンを尋ねると、「本人確認書類(身分証明書)として使用する」が43.2%で最多となった。特に、20代は54.3%と半数以上の回答率となっている。次いで多かったのは、「各種証明書のコンビニでの取得」で28.3%であった。

  • 実際に使ったことがあるもの

マイナンバーカードの活用方法として知らなかったものについて聞いてみると、「子どもの予防接種や検診歴をオンラインで確認する」「子どもの予防接種や乳幼児健診のお知らせをオンラインで受け取る」「児童手当の手続・保育所の入所申請など子育て関連の行政手続をオンラインで行なう」など、子ども関連が上位となっている。

  • 知らなかったもの

マイナンバーカードを確定申告のオンライン申請に使ったことのある人に、作業時間がどの程度短縮されたかを聞いてみた。すると、「10分以上30分未満」が最も多く、平均で26.9分短縮されている結果となった。

  • 確定申告に使うことで作業時間がどの程度短縮されたか

マイナンバーカードを取得して良かったと答えた人は、合わせて51.1%(「非常に良かった」が16.3%、「どちらかといえば良かった」が34.8%)と半数以上となっている。

  • マイナンバーカードを取得してよかったと思うか

マイナポイント第2弾の申し込み状況については、「申し込んだ」「申込み予定」の人は68.5%であった。申込みにかかった時間で最も多かった回答は「10分以上20分未満」で33.8%となった。平均は24.5分。

マイナポイントの申込みの難易度について聞くと、78.3%が「簡単だった」(「簡単だった」が38.5%、「やや簡単だった」が39.8%)と回答した。60代も合わせて73.8%が簡単だったと答えている。

マイナポイントの使い道については、生活費、教育費などに使ったとの回答が約半数となった。また、旅行費や娯楽費など自分へのご褒美に使ったという方も見られた。

  • もらったマイナポイント第2弾の主な使い道