俳優・ムロツヨシが、WOWOWで今春スタートする連続ドラマ『ドラフトキング』で主演を務めることが明らかになった。同時に放送・配信スタート日も4月8日(土)に決定した。
原作はクロマツテツロウの人気漫画。ムロが演じるのは野球選手ではなく、プロ野球球団「横浜ベイゴールズ」の凄腕スカウト・郷原眼力(ごうはら・オーラ)。独善的で毒舌家、スタンドプレーも目立つが、その“眼”は確かで、同僚や他球団からも一目置かれる存在の郷原は、中学・高校・大学から社会人野球に至るまでくまなくその眼を光らせ、隠れた才能を嗅ぎ分け、選び取り、他球団を出し抜き、そして獲得するために一年中、日本全国を飛び回っている。
郷原をはじめとするスカウトたちによって繰り広げられる交渉、駆け引き、裏切り、熱き戦い…はたして次の原石を見つけ出すのは誰なのか!? スリリングかつエキサイティングな手に汗握るストーリーが繰り広げられていく。
ムロは「まさかの歓喜でした。ここ数年、いろんな漫画を読み漁っておりました。そこでふと読み始めた『ドラフトキング』。一気に11巻読み切った次の日、昼飯の中華料理屋にてマネージャーさんに、『この漫画の映像化などがあったならば! ぜひいっちょ噛みさせてください』と言うとマネージャーさんは言いました『え、3日前にオファー来ました』ムロ『えー!!! やるやる!!! なんの役?』マネ『いや、主役です…』 ムロ『おい! いっちょ噛みじゃなくて、全噛みじゃないか!』マネ『全噛みの意味は分かりませんが、はい…』ムロ『やるやるやるやるやるやるやる』という歓喜の中華料理屋での生姜焼き定食でした。美味でした」と、オファーを受けた時の心境を興奮気味に振り返った。
そして郷原について「完全なるプロフェッショナルなる男。人として欠けていると思えるところが、最大のプロの厳しさと選手愛に満ちた男。尊敬が止まらない男です」と語り、「日本プロ野球のドラフト制度を通した人間ドラマ。プロのアスリートになるとは? 野球に興味がなくても、必ずや感動と悲喜交々なるドラマです。どうか期待して観てください。原作のリスペクトを忘れず映像化したこのドラマをぜひみなさんにお届けします!」と視聴者へメッセージを送った。監督は山本透、吉川祐太。脚本は鈴木謙一。音楽は櫻井美希。
連続ドラマ『ドラフトキング』はWOWOWプライムとWOWOWオンデマンドにて4月8日(土曜 22:00~)放送・配信スタート。全10話(第1話無料放送)。