タレントの長濱ねるが主演を務める、テレビ朝日系ドラマ『警視庁アウトサイダー』(毎週木曜21:00~)のスピンオフ作品『警視庁インサイダー~警務課・米光麻紀のランチ捜査~』第1話「あざとい警察官、出動!」がこのたびTELASA(テラサ)で配信された。

  • 長濱ねる=テレビ朝日提供

今作の主人公は、長濱演じる桜町中央署警務課巡査長の米光麻紀。西島秀俊演じる架川英児ら“アウトサイダー”な刑事たちが捜査に明け暮れているころ、署内では何が起きていたのか、“インサイダー=内部関係者”である米光の目線から舞台裏を描いていくシチュエーション・コメディとなっている。本編では描かれることのない米光の“ひそかな恋心”にスポットを当てるほか、桜町中央署のマスコットキャラクター“ちぇりポくん”の人形がしゃべるという不思議な世界観が今作の見どころ。また、ランチ捜査だけに毎回美容グルメやご褒美ランチも登場する。さらに、声優の加藤英美里が面倒見のよい先輩・麦野美野里役で出演する。

第1話は、ちぇりポくん人形の在庫が署内から消えるという事態となり、米光がその捜索に駆り出されたところからスタート。あちこち捜しながら米光がひとりグチっていると、残っていた一体のちぇりポくんに突然話しかけられる。ちぇりポくんの声を担当するのは声優の福山潤。アフレコではなく撮影スタジオに臨場し、カメラの背後にスタンバイして生で長濱とセリフの応酬を繰り広げるというライブ感あふれる収録に臨んだ。声優として約25年のキャリアを誇る福山でも、ドラマ現場での“生アフレコ”は初の試みだったそうで、「カメラさんや音声さんの立ち位置と動きに帯同して画角に入らないように気をつけながらセリフをかけあいました。さすがにこの収録方法は初めてで新鮮でした(笑)」と収録を振り返った。長濱は「福山さんの声に引き込まれ、現場が一気に一体となる、なんとも贅沢な体験でした」と感謝。声優仲間の加藤も「お芝居の中で福山さんの声が聞こえてくるだけで、なんだか緊張がほぐれる気がしました」と力をもらったことを明かした。

コメントは以下の通り。

■長濱ねる(米光麻紀・役)

ちぇりポくんを演じる福山さんが実際に撮影現場へ来てくださり、私の芝居に合わせて生アフレコをしてくださいました。福山さんの声に引き込まれ、現場が一気に一体となる、なんとも贅沢な体験でした。カメラの動きに合わせて縮こまり、動きながらアフレコする福山さんは優しい雰囲気で周りを引っ張ってくださり、とても印象的でした。加藤さん福山さんという素晴らしいお2人とご一緒でき、本当に光栄です。米光による警視庁“イン”サイダー、日常の中で起こる些細なことに一喜一憂しながら、成長していく米光をぜひお楽しみください! そしてこのドラマを見ると、必ずお腹が空くはずです!

■加藤英美里(麦野美野里・役)

福山さんは声優のお仕事現場でもお会いすることはありますが、こうした慣れない場でご一緒できたことがとても心強かったです! お芝居の中で福山さんの声が聞こえてくるだけで、なんだか緊張がほぐれる気がしました。『警視庁インサイダー』は本編で起こった出来事に対して、署内の中ではどんな会話が繰り広げられていたのか、覗き見できるような内容になっています。米光とちぇりポくんの関係、麦野のお世話っぷり、そして美容グルメ情報もあるという、楽しい内容になっています! 本編を一緒に思い出しながら、米光、麦野たちとヒソヒソと会話をしている気持ちになっていただけると幸いです。

■福山潤(ちぇりポくん・役)

『警視庁アウトサイダー』は始まったら観よう、と楽しみにしていたドラマだったのでお話をいただいたときは驚きました。声の出演に関しても声だけのオンリー収録ではなく、長濱さんと絡みで撮影に参加するということでしたのでそれも驚きました。普段見ることのできないドラマの撮影現場と現場の流れを見られると思うと、収録が楽しみで仕方なかったです。セットに入ったときにまず、セットだと思えないくらい普通に空間が作られていて、軽く壁にもたれたときに木製の感触が来て、セットだと実感させられました。収録は、長濱さんのお芝居にカメラさんや音声さんの立ち位置と動きに帯同して画角に入らないように気をつけながらセリフをかけあいました。さすがにこの収録方法は初めてで新鮮でした(笑)。現場も明るく優しい雰囲気で、緊張するはずのところ、とてもリラックスさせていただきました。

とにもかくにも、長濱さんと加藤さんのかけあいがかわいくて微笑ましい! そこに私の演じるちぇりポくんがどのように加わるのか、何より本編の『アウトサイダー』のエピソードの隙間にこんな物語があるのだと、『アウトサイダー』と『インサイダー』、共に楽しんでいただけましたら幸いです!!