テレビ朝日系新ドラマ『ハマる男に蹴りたい女』(14日スタート、毎週土曜23:00~)の制作発表記者会見が9日、都内にて行われ、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔、関水渚、SixTONESの京本大我、久保田紗友、西田尚美が登壇した。

  • 左から西田尚美、関水渚、藤ヶ谷太輔、京本大我、久保田紗友

天沢アキ氏による同名漫画を映像化する同作。挫折してひょんなことからレトロな下宿の管理人になった元エリートが、最低最悪な出会いを果たした住人のズボラお仕事女子に振り回されながらも、互いに気になり始める、素直になれない“オトナの一つ屋根の下ラブ”だ。

主人公・設楽紘一役を演じる藤ヶ谷は「ラブコメは11年ぶりぐらい。なぜかここ最近は生死を削る役が多かったので、なんだか不思議な気持ちです。お芝居ができる環境があるということはすごくありがたいことなので、感謝しながら演じさせていただいています」としみじみ。「あとはチームの皆さんにラブコメが初めてだという方が結構多くて。色々と話し合いながら、一つの作品を作っているので楽しいです」と充実した表情で話した。

また、管理人としてこき使われ、家事をさせられる今回の役どころを演じるなかで、「私生活では、例えば皿洗いも洗濯も苦じゃないし、家事は好きなんですけど、こき使われるのは全く好きじゃないなと改めて思いました。家事は自分のタイミングで、自分の気持ちでやりたいですね」と語り、会場の笑いを誘った。

会見では、ドラマの内容にちなんだ質問に“Yes”か“No”で答える企画も実施。「最近キュンとしたことがある」という質問に対し、西田が「ついさっき控室で打ち合わせをしていたんですけど、渚ちゃんがペットボトルの蓋を開けるのに苦戦してたら、それを藤ヶ谷くんがキュッと開けたんですよ。ちょっとキュンとしました」と明かす。

しかし、同じ質問に対し、関水は公園で出会った犬にキュンとしたというエピソードを話していたため、藤ヶ谷は「僕がペットボトルの蓋を開けたのに、公園のワンちゃんにキュンとしたっていうね(笑)。こういうチームワークでやらせていただいています」と自虐気味にツッコミを入れた。

今作のメインビジュアルで、はだけたワイシャツから胸元がのぞく姿を披露している藤ヶ谷。記者から「藤ヶ谷さんといえば、色気が無意識にダダ漏れしてしまう」と水を向けられると、「そうですね……意識的にはしてないんで、僕は無意識に(色気が)出てしまうタイプだと思います」と冗談めかし、会場からは笑いが。

続いて、「舞台の際に色気のせいでNGが出るという話もありましたが、今回は色気なんパーセントくらいでしょうか?」と聞かれると、藤ヶ谷は後輩の京本に回答をパス。京本が「藤ヶ谷くんは現場でもスマート。それもひけらかしたものではなくて、紳士的な色気ですよね。パッと手を添えてくれたり。僕もキュンとしちゃいます」と明かす一方、関水が「色気ですよね……」と回答に困っていると、藤ヶ谷は「今回は色気ゼロパーセントです(笑)。ぜひ記事にしてください。色気ゼロで振り回される役柄を演じていますので、新しい表情を見ていただければと思います。どうも本日はありがとうございました!」と会見を自ら締めくくり、会場を沸かせた。