JR西日本金沢支社は、2023年3月18日に実施するダイヤ改正で、同社管内の高山本線において、朝の時間帯に越中八尾~速星間の普通列車を増発すると発表した。

  • JR西日本管内の高山本線(猪谷~富山間)では、おもにキハ120形による普通列車が運転される

同社管内の高山本線では、2006年から富山市と連携し、利用促進と沿線の活性化を目的に一部増発を実施してきたという。今回のダイヤ改正で、朝の時間帯に速星~富山間で運転される普通列車1往復を越中八尾駅まで延長。これにより、越中八尾~速星間で列車が増発され、越中八尾駅を平日6~7時台に発車する下り普通列車が現行の5本(猪谷発富山行2本・越中八尾発富山行3本)から6本(猪谷発富山行2本・越中八尾発富山行4本)に増える。

同時間帯の発車時刻も変更。越中八尾駅では現在、6時28分に下り富山行が発車した後、次の列車まで30分以上待つ必要があった。ダイヤ改正後、新たに越中八尾駅始発となる列車が6時45分に発車するほか、その後の列車も7時0分、7時15分、7時30分、7時40分に同駅を発車。6時45分から7時30分まで15分間隔の運転とし、発車時刻を均等化することで、よりわかりやすいダイヤとなる。