JR東海は6日、今年度の年末年始期間(2022年12月28日から2023年1月5日まで)の利用状況について発表した。線区別の利用状況も公開しており、寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は年末年始期間もコロナ禍前の2018年度を上回る利用状況となっている。
東京~高松・出雲市間で運転される寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は今年度、ゴールデンウィーク期間に前年比137%・2018年度比103%、お盆期間に前年比257%・2018年度比107%となり、コロナ禍前を上回る利用状況が続いている。
年末年始期間は「サンライズ瀬戸・出雲」の定期列車に加え、臨時列車の「サンライズ出雲91・92号」も計4本(上下各2本)設定。列車運行に関して大きな輸送障害がなく、おおむね順調だったこともあり、期間中の「サンライズ瀬戸・出雲」の輸送量(東海道本線静岡~浜松間)は約6,000人に。前年比126%・2018年度102%となり、引き続き好調に推移した。