アニコム損害保険はこのほど、うさぎの人気品種や名前ランキング、平均寿命に関する調査結果を発表した。調査は、2008年~2020年度に同社の契約を開始したうさぎを対象に行われ、品種・名前については、2020年度契約の2万1,604頭のデータを集計した。

  • うさぎのペット保険契約頭数推移

    うさぎのペット保険契約頭数推移

同社ペット保険に契約しているうさぎの頭数を調査したところ、2008年度(2,359頭)〜2015年度(3,384頭)まではほぼ横ばいだったが、2016年度以降、年平均約145%の増加率に。2015年度~2020年度で約6.4倍に急増しており、2020年度は2万1,604頭だった。

  • うさぎの人気品種

    うさぎの人気品種

続いて、品種を集計したところ、「ネザーランドドワーフ」(47.4%)がダントツの1位に。調査を開始した2015年度から常にランキング1位をキープしており、全契約の半数近くをネザーランドドワーフが占めるという圧倒的な人気を見せ、続く2位には「ホーランドロップ」(17.4%)、3位には「ミニうさぎ」(13.5%)がランクイン。15年度からTOP3の順位は変わっておらず、20年度はこれら3品種で全体の78.3%を占めた。

名前については、「キナコ」が5年連続で1位を獲得。以下、2位「モカ」、3位「マロン」、4位「ムギ」、5位「モコ」と続いた。

なお、うさぎの平均寿命については2009年から常に7歳台をキープ。2008年の6.9歳から、2019年度は7.9歳、2020年度は7.7歳と延伸傾向となっている。