お笑いコンビのサンドウィッチマンとフリーアナウンサーの石井亮次がタッグを組むフジテレビのバラエティ特番『サンド石井のニッポン白い未来黒い未来』が、8日(12:00~ ※関東ローカル)に放送される。
この番組は、日本人が明るい未来=“白い未来”を迎えられるよう、今日本で起きているさまざまな“ヤバ~い現状”を調査し、このままでは起こりかねない“黒い未来”を予想。“白い未来”を目指し、われわれ日本人は今どうすべきかを考えるバラエティだ。伊達みきおが「日本の未来研究所」の所長となり、彼のもとで、主任研究員の富澤たけしと石井、研究員の大沢あかねとサーヤ(ラランド)が、それぞれの調査結果を報告していく。
富澤研究員は「ニッポンの政治の未来」について報告。冒頭から深刻な面持ちで「100人中15人」ととある調査結果を紹介する。これは、日本の10代~20代の男女100人に聞いた現在の総理大臣をフルネームで言えるのかの人数(※番組調べ)。この驚きの調査結果から、若者の政治への関心の低さに注目した富澤は、日本の政治に魅力がないことを指摘。世界No.1の高齢内閣である日本は高齢者に向けた政策が多い一方で、若者に対する政策が取られていないことが、政治の不人気の理由だという。「このまま若者が政治に興味を持たないと日本人は絶滅危惧種になります!」と“黒い未来”が待ち受けていると警鐘を鳴らす富澤。しかしその一方で、“白い未来”を築くために頑張っている若者たちを紹介する。
サーヤ研究員は「ニッポンのお金の未来」についてリポート。世界の技術革新力ランキングで年々順位を落としている日本の“黒い未来”を紹介する。技術力を失いつつある日本は、次第に経済力も低下の一途をたどり、2050年には街ごと消えてしまう“消滅都市”も。
大沢研究員は「ニッポンの医療の未来」の調査結果を発表。再生医療の分野で日本が成し遂げた“世界初の発見”を紹介し、2035年にはほとんどの病気が治るようになるのでは?という“白い未来”を報告する。
そして石井研究員が紹介するのは、ドラマ『東京ラブストーリー2030』。「街」「仕事」「食」などさまざまな分野の未来予測のデータをもとに、“今から7年後の東京”を、1人の女性の恋愛物語の形で紹介するスペシャルドラマだ。富田望生、上白石萌歌、味方良介ら豪華俳優陣の熱演で繰り広げられる、2030年の恋愛模様とは。
収録後のコメントは、以下の通り。
――収録を終えての感想
伊達「ぜひとも若い人に見てほしい番組です!」
富澤「良いことも悪いことも進んでいっているんだなと思いましたね。特に医療の分野が気になりましたね」
石井「興味深いという意味での面白さとワイワイと楽しい面白さ、2種類の面白さが詰まった番組となっています。自分の生活にも役立つし、未来のことについて考えるきっかけにもなると思います。また、“こんなこともあるんだ!”という目からうろこの情報も満載です。いよいよこの番組、“来た”んじゃないですか(笑)?」
――3度目の共演となりますが、初めて共演された時とお互いの印象は変わりましたか。
伊達「すごく頼もしいです。僕が所長という立場ですけど、進行は石井さんに務めていただいてとても助かっています」
石井「1回目、2回目と変わらず優しく包み込んでいただき、とても感謝しております。お互い“地方魂というものを持ちながら東京でやろうぜ!”っていう根っこは同じだと勝手ながら思っていますので、東京で一緒に番組をやることができてうれしいですね。サンドウィッチマンさんと共演させていただく時はいつも、その日の朝から目が血走っています(笑)!」
――研究報告で一番印象に残っていることは?
富澤「僕は岸田総理の知名度ですね。こんなに低いんだと怖くなりました」
石井「私がプレゼンした『東京ラブストーリー2030』をぜひ見ていただきたいと思います!私の所属事務所が売り出し中の富田望生ちゃんと味方良介くんや、富田望生ちゃんと仲の良い上白石萌歌ちゃんも友情出演してくれています。ストーリーも専門家が書いているため、恋愛ドラマとしてだけではなく、“2030年の東京って、こうなるのかな?”という目線で見ていただきたいです」
――2030年、ご自身はどのようになっていたいですか?
伊達「漫才は続けていたいですね!富澤の膝に水がたまっているのでそこが心配ですが…(笑)」
石井「明日どうなるかさえ分からない世界だなと思っておりますので、日々ちゃんとやっていこうと思うだけですね。とはいえ、7年後もおしゃべりの仕事は続けていたいです!」
――2023年の抱負をお願いします。
伊達「現状維持です!」
富澤「ちょっと痩せられたらいいなと思います(笑)」
石井「僕にとっては今年の1発目の特番が、この『サンド石井』の第3弾ですから、この枠組みの特番が今年のうちに4、5、6,7回目と続いてくれれば…というのが目標です!」
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