JR東日本横浜支社は、2023年3月18日に実施するダイヤ改正で、南武線の支線において朝に小田栄発尻手行の列車を増発し、通勤時間帯の利便性向上を図ると発表した。

  • 南武線支線の浜川崎~尻手間では、205系による折返し運転が行われている

小田栄駅は浜川崎~川崎新町間の新駅として2016年に開業。当初は運賃計算において川崎新町駅と同一の駅として扱われたが、新駅設置の効果が認められ、2020年3月に本設化(小田栄駅を利用する際は同駅発着の乗車券類が必要)されたという経緯を持つ。現在は尻手~浜川崎間で折返し運転を行う列車が停車するほか、早朝の始発列車は小田栄発尻手行として運転される。

2023年3月のダイヤ改正で、小田栄駅を6時50分に発車する尻手行の列車を新設。これにより、小田栄駅を6時台に発車する尻手行が現行の2本から3本に増える。7時台に加え、6時30分以降も尻手行がおおむね13分間隔の運転に均等化されるなど、小田栄駅での朝通勤時間帯の利便性が向上する。