テレビ東京ではきょう27日、『たけしの新・世界七不思議大百科第10巻ツタンカーメン発掘100周年記念失われた秘宝の謎を追え! スペシャル』(22:00〜)を放送する。

  • 『たけしの新・世界七不思議大百科第10巻ツタンカーメン発掘100周年記念失われた秘宝の謎を追え! スペシャル』

    『たけしの新・世界七不思議大百科第10巻ツタンカーメン発掘100周年記念失われた秘宝の謎を追え! スペシャル』

同番組は、世界の不思議な文明や秘宝、建造物などを毎年とりあげてきたスペシャル番組。2014年のシリーズ開始からいよいよ10回目を迎え、ビートたけし・吉村作治・荒俣宏の三賢人が、21世紀にふさわしい「世界の不思議」を集めた百科事典を編纂する。

今回のテーマは、1922年の発見から今年で100年の「ツタンカーメン王墓」で、発見者であるイギリス人考古学者ハワード・カーターは、王墓をどのように発見したのか、苦悩と葛藤の日々を振り返る。あきらめかけた時に世紀の大発見が成されが、宝が眠るその扉が開かれるまで、なぜか「空白の1日」があったという。その後、墓から出た副葬品はすべてカイロ博物館に運ばれたはずなのに、アメリカの美術館にエジプト国外にあるはずのないツタンカーメンの秘宝が存在。さらにカーターと出資者カーナヴォン卿の娘イブリンとの許されざる恋など、ハワード・カーターとツタンカーメン王墓の知られざる秘密に迫る。また、発掘当時の人々を震え上がらせた“ツタンカーメンの呪い”をめぐる驚きの真相や、エジプトで最新発掘現場にも日本のテレビとして初取材する。

ビートたけし コメント

第10巻、よくやりましたですねぇ。七不思議で10回目って、七不思議は終わってるのにまだ不思議がってる(笑)ツタンカーメンは毎年のようにブームがあって新発見や色々な説がやたら出てくるし、あれだけ品物が揃っているのに細かい部分はわからない。今回も面白かったですね、段階を踏んで深くなっていくから。カーターの名前だけじゃなくて、カーターの置かれた状態とか、カーナヴォン卿というスポンサーとの関係がよくわかった。あとはお墓を発見した後のみんなの動き。ヤキモチがあったり、実はカーナヴォン卿に娘がいてカーターとお互い惚れていたとか、全然知らなかったもんね。
来年あるとすると11回目、すごいね。何をやるんだろう?またツタンカーメンかな。「ツタンカーメンはやらせだった!」とか(笑)

ビビる大木 コメント

発掘100周年というのが、もっと前から見つかっていたと思っていたので意外と最近で驚きました。やっぱりカーターに、もうちょっと良い思いをしてほしかったですね。苦労があったはずだから。うん、「3個」ですね。3個まで!(※3個の詳細は本編で!)

草刈民代 コメント

古代エジプトは全然わからないので、今日は色々知ることができると思ってワクワクしていました。壮大な人間ドラマでした。たけしさんがおっしゃった「考古学が教養の土台になる」という言葉に非常に納得しました。もっともっとこうした事に興味を持って、視野を広げていこうと思いました。

荒俣宏 コメント

今年はツタンカーメンの100周年でみんな盛り上がったけれど、ロゼッタストーンの解読200周年でもあるんです。ナポレオンがエジプト遠征に行ったときに、何百人という学術調査団を一緒に連れて行った。初めてじゃないですか、戦争に学術調査団を連れていくなんて。その時からエジプトは学術の拠点となって色々なものを科学的に調べるようになった。だからカーターもツタンカーメンの発見に至ったといえるんです。
不思議大好きなので、来年も呼んでください。
(※ロゼッタストーンは1799年ナポレオンのエジプト遠征軍により発見され、刻まれていたヒエログリフは1822年シャンポリオンによって解読された)

吉村作治 コメント

こうして取り上げて頂くのはとても良いことで、カーターは必要以上に奉るのではなくて、人間味あふれる人で、愛も恋もすれば怒りもする。でも最後はツタンカーメンの墓を見つけるために一生懸命やった。そういうことを知ると、自分に反映できますからね。僕もずっとカーターに勝つような発見をしたいと思っています。今度、僕がクフ王(の墓)を見つければカーターに勝ちますからね。そうしたら是非この番組でも取り上げてください。
ビートたけし:先生がそれをできたら、わたしが「吉村作治ものがたり」という映画を作りましょう!(スタジオ一同拍手)

鈴木拓也プロデューサー コメント

今年は20世紀最大の発見と言われるツタンカーメン王墓の発掘から100年目!そんな記念すべき年の終わりに、ツタンカーメンとその“失われた秘宝”をめぐる極上の古代エジプトミステリーをお届けします!『ツタンカーメンの呪い』の現代に通じる驚きの真相や、ビートたけしさんも大満足だった“発見者ハワード・カーターを巡る物語”を、ぜひ楽しんでいただければと思います!

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