グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」に登場するお菓子の家。写真の板チョコならぬ、チョコ板ならきっと壁面やタイルなど建材の一部になっていたことでしょう。アメリカ在住の山口慶明 さんが見かけたボストンのチョコレート売場は、非常に豪快なチョコ板売場でした。それにしても、デカい!

アメリカで美味しい板チョコが買えるお店があるというので連れてきてもらったんだけど、思ってた板チョコとだいぶ違ってて笑うw 節子これ板チョコやない、チョコの板や…

  • (Twitter 山口慶明🇺🇸で何とか生きてる@girlmeetsNG より引用)

そもそもチョコレートは、 カカオの種子を発酵 ・ 焙煎したカカオマスを主原料としたお菓子。これに 砂糖 、 ココアバター 、 粉乳 などを混ぜて練り固めれば完成! カカオは豊富なポリフェノールを含有します。高い抗酸化作用を持つこの栄養成分は体内の酸化を抑えてくれるため、肌老化の防止、動脈硬化の予防など様々な効能があると言われています。でも「薬も過ぎれば毒となる 」ということわざもありますよね。山積みのチョコ板の数々に、フォロワーからもツッコミが…

「ホームセンターのタイル売り場の様で笑った」「デカ過ぎてベニヤ板チョコ」「さすがはカロリーの国、ここまでデカいとは…」「地層にしか見えないです笑」「アメリカらしい」「ビート板みたい」「もはや痛チョコ」など。投稿者である 山口慶明さんにお話を伺いました。

■投稿者さんに聞く

……このチョコ売場を見たのはいつ、どこで、どんな状況だったでしょうか。

このチョコ売り場は、世界展開しているスイス発祥のLaderach(レダラッハ)というチョコレート屋さん(日本には現在店舗はありませんが)で、写真はボストン店で撮影したものです。 友人のアメリカ人とチョコレートの話題になり、「美味しい"chocolate board"が買える店がある! 」と英語で言われて、私は"chocolate board"を直訳して完全に日本の板チョコを想像していたので、思っていた板チョコと形状が違い過ぎて笑ってしまいました。確かに我々が想像する「板チョコ」は英語だと"chocolate bar"なんですよね。

……実際に山口さんも購入したのでしょうか。お味は?

はい、ベーシックなミルクチョコとストロベリーチョコを250gずつ購入しました。見た目はすごく甘そうですが、実際に食べると上品な甘さで、カカオの風味が強く感じられてスゴく美味しかったです。なお500gで60ドル程度したので、かなりお高い高級チョコですね。

……スイーツやお菓子に対する日本人とアメリカ人の違いはどんなところにあると思われますか。

アメリカのスイーツやお菓子はとにかく甘さが強烈です。もはやハラスメントの域に達しています。会社で誕生日の同僚がいると毎回毒みたいな色をした鬼甘いカップケーキが配られるのですが、私はシュガハラ(Sugar Harassment)と呼んでいます。

……アメリカ人の甘いモノ好きエピソードがあれば教えてください

アメリカ人は普段から、日本人ならシュガハラと感じるような甘さのスイーツを食べているので、舌が甘さに慣れてバカになっています…。それを感じたのが、同僚のアメリカ人が日本に行った際「夜中にどうしてもドーナツが食べたくなったのでコンビニで買って食べたけど、味がしなかったから全部捨てた」と言っていたときです…。

▼アメリカで美味しい板チョコが買えるお店があるというので連れてきてもらったんだけど、思ってた板チョコとだいぶ違ってて笑うw 節子これ板チョコやない、チョコの板や…