Santa Corporate(サンタコーポレート)は12月22日、「スタッドレスタイヤの利用実態に関する調査」の結果を発表した。同調査は11月25日~26日、都市部在住のマイカー所有者(スタッドレスタイヤを所有)1,002人を対象に、インターネットで実施した。

  • スタッドレスタイヤが必要となる場所へ行く頻度

スタッドレスタイヤが必要となる場所へ行く頻度を尋ねたところ、「1年に1回」(23.7%)と回答した人が最も多く、次いで「半年に1回」(21.1%)、「2~3カ月に1回」(20.9%)と続いた。

スタッドレスタイヤの適切な交換頻度を知っているか聞くと、62.0%が「知っている」と答えた。実際にスタッドレスタイヤを買い替える頻度はどれくらいか尋ねると、「2~4年に1回」(44.2%)が最も多く、次いで「5年に1回」(21.7%)、「1年に1回」(15.5%)という順になった。

  • スタッドレスタイヤの適切な交換頻度を知っていますか?実際にスタッドレスタイヤを買い替える頻度はどれくらいですか

スタッドレスタイヤに履き替えるタイミングは、「冬のシーズンに入る前(雪が降る前)」(57.9%)という回答が最も多かった。次いで「本格的に冬のシーズンに入ってから(雪が降り始めるようになってから)」(22.6%)、「路面の凍結状況を見てから」(10.8%)、「冬のドライブの頻度が増えてきたとき」(5.0%)、「年中履きっぱなし」(2.3%)と続いた。

  • スタッドレスタイヤに履き替えるタイミング

スタッドレスタイヤ履きっぱなしという回答が約2%あったが、その理由は「一年中使えるタイヤをつけているため」「タイヤ管理が面倒」「交換が手間だから」「数年で取り換えた方がいいから」といったものだった。

スタッドレスタイヤを履きっぱなしにしているとどのような危険があるか知っているか尋ねたところ、70.7%が「はい」と答えた。実際に、スタッドレスタイヤを履きっぱなしにしていて危険な経験をしたことがあるか聞くと、24.1%が「ある」と回答した。

  • スタッドレスタイヤを履きっぱなしにしているとどのような危険があるか知っていますか?スタッドレスタイヤを履きっぱなしにしていて危険な経験をしたことがありますか

危険な経験について具体的に聞くと、「雨に日にブレーキを踏んだらタイヤが滑った」「シャーベット状の道路で横滑りした」「高速がアイスバーンでスリップ」「ブレーキを踏んでも止まらなかった」といった声が集まった。

スタッドレスタイヤを夏に使用すると起こる可能性があるトラブルのうち、危険性が高いと感じるものを尋ねると、「滑りやすくなる」(54.1%)が最も多く、「タイヤの寿命が短くなる」(50.6%)、「ブレーキの利きが悪くなる」(44.9%)と続いた。

  • スタッドレスタイヤを夏に使用すると起こる可能性があるトラブルのうち、危険性が高いと感じるものを教えてください