最近の電化製品はやたらとオシャレになっているとは思っていたが、今やここまでレベルが上がっているとは。

「心地をリデザインする」を掲げるウェルネスブランド「Re・De(リデ)」が新たな新たなヘアドライヤーの発売を開始した。その名も「Re・De Hairdry(リデヘアドライ)」で、これがスタンリー・キューブリックの映画にそのまま出てきそうなほど美しく、未来的なデザインなのだ。

でもこういうのって、「見た目はカッコいいけど中身はちょっと」ってことが少なくない気も……。ということで、今回は発売されたばかりのリデヘアドライを実際に使用して使い心地を検証してみることに。気になる機能性のほうは……えっ!? 中身もスゴい!

■ヘアケアにこだわる女性を召喚! さっそく使ってみると……

最初からこんなことを言うのもどうかと思うが、男の筆者が使ってみたところ、「軽い!」「強い!」「早い!」といった感じ。

もちろん、ボタンのデザインまでモバイル製品のようでオシャレだし、スタンド付きというのも特別感がある。しかし、これまであまりドライヤーの種類を気にしたことがないし、短髪だからどんなドライヤーでも不便を感じたことがないのだ。

そんな人間でも、このドライヤーが優れていることはなんとなくわかった。まず、本体の重量がかなり軽い。なんと、255gという驚きの軽さだという。

そして風速が強く、髪が乾くのがとにかく早い。これは風の流れを最適化する独自技術によって、業界トップクラスの出力を確保しているらしい。ほ~ん、こんなコンパクトなのにスゴいやん。

しかし、どうにも短髪の男性ではどうにも役に立たなそうなので、今回はロングヘアーの女性に協力を仰ぐことに。そもそもリデヘアドライはヘアメイクアップアーティスト・菊池美香さんの監修で、「毎日が美しい髪」になる5つのモードを搭載している。その実力を試すには、日頃からケアが行き届いている人間が適役だろう。

まずは基本モードの「BASIC 1」で濡れた髪の毛の右側を乾かす。「BASIC 1」は最大風速でヘアドライに最適な約88℃の温度で頭皮や根元、髪の毛先まですばやく乾かしてくれるモードだというが……。

「やっぱり風量がすごく強くて、乾くのがすごく早い。こうして写真を撮っている間にもどんどん乾いていくイメージ。でもちょっと毛がパサつく感じで、指を通すと少し毛が引っかかる印象」とのことである。

続いて、60℃以下の低温でヘアケアを重視した「BASIC 2」モードで左側の髪の毛を乾かしていく。

その感想を聞いてみると、「こっちはさっきのモードより風量と温度が控えめで、乾くのに少し時間がかかる。でも、毛が柔らかく仕上がるし、水分が飛びすぎる感じもなく、乾いたあとの指通りもなめらかなイメージ」とのことだ。なるほど、さすがに的確である。

続いて使用したのは、温風と冷風が自動で切り替わる弱風モード「GROW」だ。こちらは「『BASIC 1』で乾かしたほうの髪も、『GROW』でブローすることで、かなりパサつきを軽減することができた気が。『BASIC 2』でブローしたほうはさらに艶感が出た。どちらも『GROW』モードを使ったことで、毛の広がりが収まってまとまったと思う」との感想である。

最後に、高温度の弱風モード「DESIGN」でフィニッシュ。「風量が弱めだからヘアセットにぴったり。でも、弱めといっても一般的なドライヤーの弱モードよりは強い気がするかな。もう少し弱いほうがヘアセットには使いやすいかな」との印象だそうだ。

総括すると、「普段は6万円くらいのドライヤーを使っているけど、リデヘアドライはその半分以下の価格(2万9,700円)なのに、決して見劣りしないクオリティだと思う。デザインも可愛いし、コスパの面でもかなりお買い得だと感じる」と大満足の様子である。

ちなみに、付属のスタンドを利用したハンズフリー使用に適した低温モード「STAND」モードも存在する。こちらはヘアドライヤー中に別のこともしたいという人にはピッタリの機能だろう。

デザインよし、機能性よし、コスパよしの三拍子が揃ったリデヘアドライ。ヘアドライヤーの買い替えを考えている人は、ぜひ候補に入れてみてはいかがだろうか。